毎日の食事は愛犬の健康を維持するのに必要不可欠。しっかり食べて元気でいて欲しいけれど、少食だったり食べムラがあったり、すぐに吐いてしまったりと、愛犬のドッグフードの食べ方についての悩みもあるはず。
今回は、そんなフードの食べ方のお悩みについてお答えします。
早食いで丸飲み! すぐに吐いてしまう!
早食い防止用の凹凸のあるフードボウルを使うなど、食器や与え方を工夫してゆっくり食べられるようにしましょう。凹凸が障害になって食べにくくなるので早食いの犬におすすめですよ。
また、いつも使っているフードボウルにおたまを置くと、それが障害となって早食い防止につながります。
吐いてしまうのは、短時間で食べたことで胃が膨張し、胃に負担がかかっているからです。そんなときは、ドライフードをふやかして与えるのも方法のひとつです。
食事を1日2回与えても、1回しか食べなかったり残したりする
愛犬が標準の体格をキープし、健康状態が良ければ問題はありません。そのような食べ方をしていても、適量を摂取できているのでしょう。
愛犬によっては、朝は食べないで、夜は食べるということもあります。食欲のあるときに、いつもより多めに与えてみてはいかがでしょうか。
一度に食べず、半日かけて食べることがある
愛犬が半日かけて食べたり、まったく食べなかったりすることはありませんか? だからといって、フードを長時間出しっぱなしにしておくと、愛犬は「いつでも食べられる」と思ってしまいます。フード自体も傷むので、出しっぱなしは避けましょう。
食事は制限時間を飼い主さんが決めて、決められた時間内に集中して食べることを愛犬に教えましょう。
ドッグフードを選り好みする
愛犬にもフードの好みがあります。そのため、複数のドッグフードを与えても選り好みをする愛犬もいるでしょう。病気などで、療法食を食べる必要がないのであれば、愛犬が嫌うドッグフードは避けて、好きな味や食感のドッグフードを与えていてもいいですよ。
食事をしてから吐いたり下痢をしたり。ドッグフードのせい?
ドッグフードが愛犬の体に合っていないと吐くこともありますが、嘔吐や下痢の原因は、病気などほかにも考えられるので、一度動物病院を受診しましょう。ドッグフードを替えてもらうことで改善することもあります。
また、留守番や旅行のあとに嘔吐や下痢をするのは、ストレスが原因という可能性も考えられますよ。
愛犬のドッグフードの食べ方について悩むこともあるでしょう。食事は愛犬が健康でいるためには欠かせないものです。ぜひ、正しい食べ方や与え方をしてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2018年10月号『選び方がわからない!小食で困っている!早食いするけど大丈夫? ……etc.ドッグフードのお悩みなんでも答えます!』(監修: Animal Life Partner代表 獣医師 ペット栄養管理士 往診動物病院アニマルライフパートナー院長 田中動物病院非常勤 丸田香緒里先生)
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。