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今日からチャレンジしよう!噛みグセ直し集中講座

今日からチャレンジしよう!噛みグセ直し集中講座

子犬は歯の生え替わりや、遊びの延長から「何かを噛みたい」という欲求が強いもの。

成犬になれば自然と落ち着くと思いがちですが、放っておくと習慣づき、頑固な噛みグセに!

飼い主さんが正しく対応できれば、噛んでよいものだけ噛む習慣がつきますので、この講座の内容を実践してむやみに噛まないイイコに育てましょう!

Q. 物への噛みグセを直す方法は?

ここでは飼い主さんの実例をもとに、チャイム・来客吠えを直す方法を考えてみましょう。

<問題>
杏ちゃん(メス・1才/ミックス)は、留守番中などに壁や家具などを噛んでしまいます。
飼い主さんが家具を一時的に移動しても、まったくよくなりません。
どうしたら直るでしょうか?

A. 噛みグセがなくなるまでは留守中の行動を制限しましょう!

留守番は犬が退屈しやすいので、家の中で自由にさせてしまうと、暇を紛らわそうと家具などを噛む場合があります。

繰り返すうちに犬は「噛むと退屈が紛れて楽しい」と覚えてしまい、頑固な噛みグセにつながってしまう場合も。

噛みグセがなくなるまでは、留守番中も犬の行動を制限するほうがよいでしょう。

噛めない環境をつくろう

長めの留守番をさせるときは、犬が家具を噛まなくていい環境をつくりましょう。

広めのサークルを用意し、安心して休める寝床(クレート)を併設。サークルの中にはトイレ、水入れを準備して。
噛み壊せないゴム製おもちゃなどを与えるとさらにGOOD。

【さらに】苦みスプレーをたっぷり塗っても

家具などの片づけられないものを噛むなら、あらかじめ苦みスプレーをつけておいてもよいでしょう。

乾くと苦みが消えてしまうので、できるだけ頻繁につけなおしましょう。

【ちなみに】家の中でリードをつけても

飼い主さんがいるときは、部屋の中でもリードをつけ、犬の行動を管理します。

家具などを噛もうと近づいたらリードで引き戻し、飼い主さんのそばにいることをほめて。
続けると「そばにいればいいことがある」と伝わり、噛みグセが減るように。

飼い主さんが愛犬のそばにいられないときは、愛犬はクレート内に。

いかがでしたか?
愛犬のあま噛みは放置すると頑固なクセにつながってしまいます。上の実例を参考に、できることから今すぐ取り組んでみてくださいね!


出典:「いぬのきもち」2017年10月号『今日からチャレンジしよう!噛みグセ直し集中講座』
監修:家庭犬しつけインストラクター 井原亮先生
撮影:佐藤正之
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