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放っておくと失明!? 気を付けたい犬の目の病気
人と同じで、わんちゃんも目に違和感や異常を感じることがありますが、言葉を話すことができないため、飼い主さんがチェックする必要があります。とくに目は、飼い主さんと目線を合わせる機会が多いので、病気も発見しやすい部位。どんな異常があるのか知って、悪化する前に動物病院に連れていきましょう。
変な目ヤニが出ると危ない
黄色くてドロッとした目ヤニは、結膜炎やドライアイの初期症状で見られることが多いです。ドライアイや重度の結膜炎の場合、ほかにも目をおおうようにネバネバした目ヤニが出ることも。
わんちゃんの目に異常がある場合は、いつもより目ヤニや涙が増える傾向があります。
目ヤニの色や粘度にも異常が現れることがあるので、よくチェックしてみましょう。
目に赤いものがあると危ない
瞬膜腺は、角膜を保護するはたらきがありますが、わんちゃんが興奮したりすると突然飛び出してしまうことがあります。
放っておくと目の充血や痛みが出たり、悪化して別の病気を引き起こすこともあるので、すぐに動物病院を受診しましょう。
目のまわりが腫れると危ない
ワクチンの接種したあとに腫れる「ワクチンアレルギー」の場合や、食べ物を食べた後で腫れる「食物アレルギー」の場合、かゆみが出ることがある「アトピー性皮膚炎」など、原因はさまざま。
写真のようにはっきりと腫れているなら、すぐに動物病院で診察を。
ほかにも、まぶたの裏が腫れているケースもあるので、上まぶたと下まぶたをめくって腫れやできものがあるかどうか見るなど、ふだんから目のチェックしてみましょうね。
目の病気を放っておくと、最悪の場合、失明するおそれもあります。
病気のサインを知って、早期発見に役立ててください。
参考/「いぬのきもち」2018年8月号『愛犬のカラダから出たもので気づく病気大事典』(監修:斉藤動物病院院長 齊藤邦史先生)
文/UTAにゃん
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