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耳のお手入れは拭くだけって本当?綿棒はNG!?

予防したい犬の病気【耳の病気】4

犬の病気には様々ありますが、今回は、高温多湿になる初夏から夏の時季に発症したり悪化したりしやすい、「耳の病気」についてご紹介します。

耳のお手入れは拭くだけ。綿棒はNG!

さまざまな原因で耳の中で炎症が起こり、汚れがつきます。
そのため、耳に異常がないか定期的にチェックをし、お手入れをしてきれいに保つことが病気予防のために大切です。

月に1~2回、イヤークリーナーやぬるま湯をつけたコットンで耳の中をやさしく拭きましょう。
綿棒を使ってのお手入れは、耳の中を傷つけたり汚れを奥へ押し込んでしまったりして、かえってよくありません。

耳の中の通気性をよくすることも大切!

耳の毛が多い犬の場合、耳の入り口の毛を指で抜くことで通気性がよくなり、病気の予防になります。
毛並みに沿ってやさしく抜きましょう。

シャンプーや水遊びの後にしっかり耳の水気をとることや、散歩や外遊びのとき、草木の茂る場所に近づかないようにさせることも、病気の予防につながります。
耳の中に毛が密集していると通気が悪くなります。
耳の入り口の毛が伸びていたら、抜いて蒸れを防ぎましょう。
(獣医師やトリマーさんは鉗子(かんし)を使いますが、慣れていないと皮膚を傷つける危険があるので指で抜きましょう)

早期発見のコツは、耳の中を見て、ニオイをかぐこと!

耳の中に赤みや汚れがないか見て、いつもと違うニオイがしないか鼻を近づけてかぎ、愛犬の耳の異変にいち早く気づけるようにしましょう。
耳を触っても嫌がらないよう、毎日のスキンシップ時に耳を触る習慣を取り入れると○。
赤みや黒ずみ、耳だれが見られたり、ふだんと違うニオイを感じたら病気を疑いましょう。
動物病院に併設されているトリミングサロンを利用すると、耳や皮膚をはじめとする体の状態のチェックもあわせて行ってもらえることも

しきりに耳をかいていたら病気かも!

耳をしきりにかく、床にこすりつける、頭を頻繁にブルブル振るといったしぐさは、耳の病気の初期症状としてよく見られるサイン。
頻繁に見られたら、早めに動物病院で受診しましょう。

耳の病気は、暑い時季ほどかかりやすくなります。
毎日耳の中を見て、ニオイをかぎ、適切なお手入れをして、予防に努めましょう!


出典:「いぬのきもち」2017年7月号『データで解析! 今月の予防したい犬の病気』
データ提供:アニコム損害保険株式会社
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