1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 子犬が体調を崩している時安静にさせたい!どうするのが一番?

犬と暮らす

UP DATE

子犬が体調を崩している時安静にさせたい!どうするのが一番?

子犬が体調を崩している時安静にさせたい!どうするのが一番?

様々なものに興味を示す子犬を安静にさせることは難しい時もあります。
しかし、大切なことは、家族も子犬も安心して過ごすことができるような環境を整え、その中で静かにさせることです。

まずは、愛犬の様子を見ながら考えるようにしましょう。

落ち着く時間を増やす

子犬は様々なきっかけで体調を崩してしまうことがあります。
ストレスなどから体調を崩すこともありますが、嘔吐や下痢がある場合、ワクチン接種後などいつもと違ったことがある場合は、早めに獣医師に相談するようにしましょう。
自宅で安静にさせる場合は、いかに子犬が穏やかに過ごすことができるかが重要なポイントになります。

まずは、安静にできるようにお部屋の環境を整えてあげましょう。また、興奮するような行動は避けたり、お散歩も一旦お休みにしましょう。
子犬にとっては、お部屋の中を走りまわってはしゃいでいるだけでも、運動量が多くなってしまいます。
できる限りお部屋の中で静かに過ごすことができるような環境と家族の協力が必要になるのです。

安静にさせたいからといって。突然声をかけないということでもありません。子犬自身が不安にならないよう、穏やかに声をかけて優しくなでてあげることも大切です。
本来、家族と遊ぶことが大好きな子犬から楽しみや安らぎさえも奪ってしまわぬように、優しくなでて声をかけてあげましょう。

ケージやサークルで休ませる

子犬は思わぬ怪我や体調不調をおこしてしまうこともあります。
お部屋の中でついついはしゃいでしまう子犬の症状がさらに悪化しないように、お部屋の中でサークルやケージを使い、ゆっくり休ませることも大切です。
ケージレストやサークルレストという言葉があります。限られたスペースの中で絶対安静の状態を整え、症状改善をはかるのです。

なんらかの原因で症状がひどくなっていたり、ほとんど寝て休んでいる状態の場合は、落ち着いてそのまま体を休ませることが大切になります。
子犬は、様々な物や音に興味を示してしまいますが、可能なかぎり、ゆっくり眠れる環境を整えてあげましょう。

少し症状が回復してからも、しばらくはその中で過ごすことで回復が早くなります。
トイレや水、食べることができるフードも、サークルの中に準備し、子犬の調子が少しよくなったからといって動き回らないようにスペースの制限をしておきましょう。
このような緊急時に備えて、普段からサークルやケージで休むトレーニングをしておくことも大切なことです。

かまってほしいという欲求から

子犬は感情表現がとても豊かです。そして、家族との時間、コミュニケーションやスキンシップを大切にします。
一方でいつもよりごはんや散歩の時間が遅くなってしまった、家族が出かけていて一緒に過ごす時間が少なかったなど、様々なことでいじけてしまったり、場合によっては体調を崩してしまうこともあります。

子犬が遊ばなくなってしまった、具合が悪そう、実は、家族の気を必死に引き付けようとしている場合もあるのです。

まずは、本当に子犬の体調が悪くないかと見極める必要がありますが、その原因としていつもと違ったことはなかったかと考えてみましょう。
恐怖を感じる経験をした為にお散歩に行きたがなくなってしまった、ごはんの時間がお留守番でずれてしまった、デリケートな子犬の心から体調不良を起こしていることもあるのです。

子犬の体調不良がなんらかのストレスからきている場合は、まずはストレス発散につとめましょう。
少しずつ声をかけて、優しくなで、おだやかな時間を過ごすことが大切になるのです。
もちろん、ストレスが原因になっている場合は、子犬の体調をみながら、大好きな遊びや気分転換の運動を取り入れてあげましょう。

まとめ

子犬の体調不良は、様々な原因によって起こります。その為、まずは、飼い主さんが子犬の症状を観察することが大切です。
お部屋の中で安静に過ごすことができるように、お部屋の環境を整え、できるかぎり目を離さないようにしましょう。
かかりつけの獣医師に相談しながら、まずは飼い主さん自身が落ち着くことも大切なことです。


文/ペットシッター 山川歩夏
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る