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【飼い主さん体験談】愛犬の介護の現実 大変だったお世話は

愛犬にはいつまでも元気でいてほしいものですが、いずれは介護が必要な時期がやってきてしまいます。どんなことが必要なのか、どんなことに困るのか、戸惑う方も多いのではないでしょうか。そこで、愛犬の介護を経験した飼い主さんの体験談をご紹介します。

トイレのお世話が必要

シニアでも元気、ポメラニアンのココ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
介護を体験して大変だったこととして、一番多く聞かれたのはトイレのお世話です。

「トイレの場所を忘れてしまったのか、あっちこっちで大も小もしてしまう」「最初の頃はトイレのタイミングが分からなかったから、あちこちでしてしまったり、ウンチも夜中にして動き回っていたので、起きたらウンチまみれになったりしたこともありました」など。

毎回、排泄物の掃除や愛犬の体を洗ってあげるのは大変ですよね。犬用オムツを使ったり、トイレシーツなどをうまく活用したりすることで対応している方も多いようです。

食事のお世話が必要

11歳になるトイ・プードルのcoco
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
食事のお世話もよく出た意見です。やはりみなさんが口をそろえて言っていたのは、「食が細くなった」「食欲が落ちた」という点でした。

「とにかく食べて欲しいという気持ちでいろいろなものを試しました」「離乳食を作ったり注射器であげたりとできることをした」など、何かできることはないかと日々工夫をしていたそうです。

飼い主さんとしては、愛犬に少しでも食べて欲しいと願うものですよね。

移動の介助が必要

シニア犬、ミニチュア・ダックスフンドのももじろう
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
自分で自由に動けない場合は、飼い主さんが抱えて移動しなければいけません。特に大型犬は大変でしょう。

「大型犬だったため寝返り、オムツなど1人で動かすことが難しかった」「痩せて体重が軽くなったとはいえ大型犬なので排泄のために抱えたり、床ずれ防止のために体勢を変えたり……私が腰を痛めました」という飼い主さんも。

トイレの際に抱える必要があったり、床ずれ防止のため寝返りをさせたりと、飼い主さんの体力にも負担がかかるようです。

目が離せない

美魔女のシェットランド・シープドッグのチャッピー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
トイレや食事などのお世話に追われることになり、1人で介護をしている場合は睡眠時間があまり取れないといった状況になることもあるようです。

「犬も人も同じです。床ずれができたり、食事や排泄の介助をしたり、24時間目が離せません」「預かってくれるペットホテルがなかなかないので、1泊ですら家を空けられない」と、介護が必要な犬ならではの悩みもあります。

また、「トリミングを受けてくれるところがなかなかない」という声も聞かれました。

精神的な辛さも

今年で16才、パピヨンのハッピー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の介護には、精神的な面での問題もあります。

「歩きたいのに立てないことが辛く、鳴き続ける愛犬をただ抱きしめ、声をかけてあげることしかできないこと」「食べたくても食べられない姿や呼吸が苦しそうでも何も緩和させることができなかった」など。

愛犬の辛さが分かるからこそ、飼い主さんも辛くなってしまうようです。

愛犬への愛があるからこそ頑張れる!

もうすぐ15才、シェットランド・シープドッグのシーザー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
こんなにも大変な介護ですが、どの飼い主さんも「いてくれるだけで嬉しいので介護も頑張れる」「一緒にいられるだけで毎日幸せ」など、愛犬に対する愛情であふれていました。

不安や辛さも愛犬を想えばこそ。いろいろな工夫もすべて愛犬のためを想ってやっていること。介護とは、愛犬と築いてきた愛情の集大成なのかもしれませんね。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「獣医師監修|老犬介護の方法やグッズ、飼い主さんの体験談をご紹介!」

参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『獣医師監修|老犬介護の方法やグッズ、飼い主さんの体験談をご紹介!』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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