犬と暮らす
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犬への「優しい虐待」「見えない虐待」って?犬の命を脅かす過剰なお世話とは
犬に対する「優しい虐待」「見えない虐待」とは
犬に対する虐待のニュースを耳にすると悲しい気持ちになります。虐待には種類があって暴力や飼育放棄だけが動物虐待だけではありません。今回は、愛情をかけ過ぎることで結果的に愛犬の幸せを脅かすような、「優しい虐待」や「見えない虐待」について考えます。
いろんなことを経験して慣れる機会を奪うこと
過剰なお世話をしてしまうことで、愛犬が自ら経験をする機会を奪って、不安や恐れを感じやすくなり、愛犬が周囲の環境に慣れていくことが難しくなってしまいます。
犬を甘やかして必要なしつけをしないこと
可愛いから、何でも甘やかして自由にさせてあげたいと、愛犬に基本的なしつけを全くしなかったら、その犬は、おそらく問題行動を起こすようになり、人間と暮らすことはもちろん、他の犬とも接触することができなくなってしまうでしょう。
犬の体調や体重の管理をしないこと
おやつを使うと言うことを聞くから、喜ぶからという理由で、たくさんおやつを与えたり、人間の食べ物を与えることで肥満や病気になってしまいます。
コロコロした犬の見た目は可愛いと思っても、太り過ぎて呼吸が苦しいこともあります。
また、病院が苦手だからと定期健診に行かなかったり、必要な予防接種を受けさせないことは、深刻な病気に気がつけず、取返しのつかないことになることもあります。
本当に愛犬のためになるお世話をしよう
いかがでしょうか?可愛いから、喜んでいるから、いやがるからと、愛情をかけ過ぎるお世話は、愛犬に悪い影響となってしまう可能性があることを忘れないでいてくださいね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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