今回は、犬と暮らす方の引越し体験談をご紹介します。いぬのきもち編集室が犬連れの引越しについてアンケートを行ったところ、車やフェリー、飛行機での引越しなど、環境が変わることでストレスを感じる犬が多いことがわかりました。
引越しは犬にストレスがかかる?
引越し体験談の中には、実際に犬の様子(トイレの失敗、問題行動)や体調(元気消失、嘔吐、下痢など)に変化があったという回答が多く、犬にとって引越しによる環境の変化が大きなストレスとなる可能性が高いようです。
犬の様子に変化がみられた
「引っ越し後しばらくは落ち着きが無く、警戒しているようでした。臆病ですぐ吠えるので誰かが側に居るように気をつけました。慣れるまで1ヶ月程は掛かりました。」
トイレの失敗が増えた
「トイレの失敗、寝床が定まらず毎日違う所で寝てました。失敗しても怒らず根くらべ!トイレも前の家以上にスペースを取り対応した。」
愛犬が体調を崩してしまった
「引越前後を含め落ち着きなく体調を崩しました。普段の様子や便もおかしくなり、ぐたっとした感じがしばらく続きました。」
ペットホテルがストレスに?
「引越し業者などの出入りで怯えて吠え続けていたので、初めて長期でペットホテルに預けたら、夜中吠えていたらしく、帰ってきたら喉が枯れてしまっていました。寂しい思いをさせてとても申し訳なかったです」
飛行機での引越しは大変!
国を超えた引越し体験談もいただきましたのでご紹介します。
「犬とハワイから日本への引越しをしました。動物検疫はもちろん、1番気を使ったのは航空会社選びです。カーゴ扱いだったので、信頼できる日系航空会社を選びました。ケージの上に検疫書類を貼り付ける際は、誰か声をかけてくれるのではと、英語と日本語両方で犬の名前を書きました。飛行中は気になって一睡も出来ませんでした。日本の空港の動物検疫所で再会した瞬間、大きな声で鳴き始めました。相当怖かったのか、家までの車内はずっとくっついて寝ていました。」
引越しの際に実際に気をつけたこと
実際に気をつけたこととしては、犬に負担の少ない引越しを心がけたという回答が多かったです。
車を使い休憩しながら移動する
「飛行機や新幹線に乗せず車で移動した。途中もこまめに休憩をとった。先に犬自身の匂いがするものを移動させておいた。」
引越し完了まで犬を預けた
「引っ越し中は実家で預かってもらった。新居に犬用の落ち着くスペースを作ったので、割とすぐに慣れてくれた。犬が好きな匂いの付いたぬいぐるみをたくさん置いた。」
新居に慣れさせる
「事前に引っ越し先に何度も連れて行き、くつろいで慣れさせました。」
いかがでしたでしょうか?今後もし引越しをされる方は、参考にしてみてください。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください