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シニア世代が犬を飼う。不安もあるけどメリットたくさん
たとえ犬が好きであっても、自分の年齢や体力などを考え、犬を飼うことをあきらめているという方も多いようです。シニア世代が犬を飼うことについては、解決しなければいけないシビアな問題がたくさんあることは事実でが、メリットもあるんです。
今回は、シニア世代が犬を飼うメリットについてご紹介します。
今回は、シニア世代が犬を飼うメリットについてご紹介します。
まずは、オキシトシンに注目!
“ハッピーホルモン”や“愛情ホルモン”とも呼ばれる「オキシトシン」は、ストレスを緩和し、心に安らぎを与えてくれるホルモンです。
オキシトシンは、深い信頼関係で結ばれた犬と飼い主さんが見つめ合うことで分泌されるといわれ、ふれあったり、散歩やケアなどをしたりすることでさらにその濃度は上昇すると考えられています。
そしてこのオキシトシンは、犬を飼うシニア世代にさまざまな好影響を与えることがあるようです。
オキシトシンは、深い信頼関係で結ばれた犬と飼い主さんが見つめ合うことで分泌されるといわれ、ふれあったり、散歩やケアなどをしたりすることでさらにその濃度は上昇すると考えられています。
そしてこのオキシトシンは、犬を飼うシニア世代にさまざまな好影響を与えることがあるようです。
シニア世代が犬を飼うメリットとオキシトシンの関係
体力の向上
犬を飼うことによって、お世話や散歩など体を動かす時間や量が圧倒的に増え、健康維持や体力のアップなどの効果が期待できます。また、オキシトシンやドーパミンの影響で、体を動かすことがあまり苦にならず、楽しく積極的に行動できるようになるのだとか。
社会とつながる
オキシトシンの働きで、他者への信頼感や共感がアップします。それにより、社会性が高まって、犬仲間などのコミュニティでの関係も良好に保てるように。
このようなことから、シニア世代が犬を飼うことは、社会から孤立するのを防ぐ助けにもなるといわれています。
このようなことから、シニア世代が犬を飼うことは、社会から孤立するのを防ぐ助けにもなるといわれています。
温和になり、認知症の進行抑制にも
オキシトシンの作用のひとつに、ストレスを軽減して不安感が和らぐというものがあります。そのため、精神が安定して温和な性格に。また、犬のお世話やしつけは、認知症の進行抑制にも役立つといわれています。
シニア世代が安心して犬を飼う方法とは
このように、シニア世代が犬を飼うことにはさまざまなメリットがありますが、やはりしつけやお世話に不安が残るという方もいるはず。
もし、しつけに不安があるのであれば、プロのトレーナーの力を借りることも選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
また、すでにしつけのされた成犬を迎えるのも、シニア世代の方にはおすすめです。成犬を迎えることで「愛犬より先に自分が……」という“万が一”の不安も、少しは緩和できるかもしれません。
ほかにも、頼れる家族や犬友達が近くにいると安心です。何かあったときに頼めるペットシッターやペットホテルを探し、信頼関係を築いておくことも良い方法でしょう。
もし、しつけに不安があるのであれば、プロのトレーナーの力を借りることも選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
また、すでにしつけのされた成犬を迎えるのも、シニア世代の方にはおすすめです。成犬を迎えることで「愛犬より先に自分が……」という“万が一”の不安も、少しは緩和できるかもしれません。
ほかにも、頼れる家族や犬友達が近くにいると安心です。何かあったときに頼めるペットシッターやペットホテルを探し、信頼関係を築いておくことも良い方法でしょう。
年齢問わず、すべての人が“犬を飼う”覚悟をすべき
犬を飼うことの大変さは、飼い主さんの年齢ではなく、犬を迎え入れるすべての人が覚悟すべきことです。家族や周囲の人とよく相談して検討するとよいでしょう
参考/「いぬのきもち」2018年5月号『Should we keep? or Should we give up?シニア世代が犬を飼うことを考えてみた』(監修:東京農業大学農学部バイオセラピー科動物介在療法学研究室教授 農学博士 太田光明先生)
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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