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【獣医師監修】動物病院が苦手な犬…ストレスを軽くしてあげるには

動物病院が大好きな犬もいれば、苦手な犬もいます。いぬのきもち相談室の獣医師に取材を行なったところ、動物病院が苦手な犬はかなり多いとのことでした。

今回は、動物病院が苦手な犬への3つの対処方法を獣医師が解説します。
お利口に診察中のミニチュアダックスちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬は「健康のために病院に行こう」と思わない…

まだかな〜。お薬待ちの柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
動物病院は、動物が健康で元気になるための場所ですが、犬は健康のために病院で嫌なことをされたり我慢をする意味を理解することができません。

飼い主さんは「愛犬を健康で長生きさせたい」「早く元気になってほしい」と願うものですが、動物病院が苦手な犬に対してどうしたらいいのか困ってしまうのではないでしょうか?

なるべく病院に慣らすことがポイント!

待合室でもヘソ天だよ!
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
動物病院が苦手な犬に対して大切なことは「慣らす」ことです。

基本のしつけの延長として「動物病院でスムーズに診察ができる」という目標を作って、子犬の頃から動物病院に慣れるようにアプローチするとよいでしょう。

方法1:オヤツやおもちゃなどのごほうびを与える

基本的な犬のしつけに「オスワリ」や「オイデ」などがありますが、まずは飼い主の指示に従った後はいいことがあるよ!と認識させることからはじめましょう。

犬が、嬉しい!良いことが起こった!と感じるごほうび(褒める、おやつ、おもちゃなど)を使って、動物病院内だけでなく普段から、上手にできたらたくさんご褒美を与えて過ごしましょう。

受診時や診察が終わった後すぐに、その犬にとって嬉しい経験を繰り返す事で「動物病院はいいことがある」と印象付けることが期待できます。

方法2:なるべく時間を短縮する

子犬が最初から病院を極度に怖がることは少ないですが、受診に時間がかかりすぎると疲労や退屈でストレスを感じることがあります。

診察の際にはタイミングを見てたくさんほめる、診察後におやつやおもちゃを与える、通院までの距離や待ち時間が短い病院を選ぶ、相談内容はメモにしてスムーズな診察を心がけるなどの工夫も子犬を退屈させないための方法です。

方法3:病院周辺を散歩したり、スタッフに触ってもらう

診察の際にごほうびを与えるだけでなく、普段から動物病院の近くをお散歩する、待合室でスタッフに触ってもらったりおやつを与えてもらうなど、犬の緊張感を少なくすることも効果的です。

一度病院嫌いになってしまった犬を病院好きにすることはとても難しいことですが、愛犬の性格に合わせて、受診の際の愛犬のストレスをより少なくできるように心がけてあげましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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