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今、愛犬と家で被災したら!? チェックしたい住まいの備え5つ

突然起こる災害、おうちで愛犬を守れますか?

もし、自宅で愛犬と過ごしているときに地震が起きたらどうしますか?
場合によっては、テレビや棚などの大型家具が転倒したり、食器棚から物が落ちてきたり……。「その下には愛犬の寝床が……」なんて考えただけでもゾッとしますよね。

安全だと思っている家の中でも、災害時は危険は潜んでいるものです。ここでは、今からでもできる、愛犬のため災害時における住まいの備えについてご紹介します。いつ来るか分からない自然災害に備えて、チェックしてみましょう!

その1 愛犬がふだん過ごす場所の安全を確認

室内でとくに気をつけたいのは、家具などの転倒や落下物についてです。
倒れそうな家具などは固定しておく、高いところに物を置かない、開きトビラにはストッパーを付けておく、などの対策をしておくと、いざというときでも被害を最小限に抑えることができるでしょう。
また、窓ガラスには飛散防止フィルムなどを貼っておくことで、「割れたガラスを踏んでケガをしてしまった!」ということも防げるのでおすすめです。

愛犬のハウスや寝床、ふだん過ごす場所が安全かどうかを確認してみましょう。
家具の固定などの防止策を行いつつも、ふだんから、クレートやケージを家具や窓から離した場所に置いておくと、より安全でいいでしょう。
愛犬のハウスが屋外にある場合は、ブロック塀や材木など、倒れそうなものが愛犬の近くにないかよく確認してみましょう。

その2 愛犬の「プチシェルター」を用意

災害時、クレートやハウスは、犬にとって命を守るシェルターとなります。
押入れの下段や階段下にあれば、いざというときに逃げ込めるので安心できるでしょう。

また、クレートやハウス以外にも、人のトイレも避難場所として使うこともできます。
倒れてくる家具もなく、窓も小さいことが多いので、人のトイレは他の部屋よりも比較的安全です。ただし、ドアが変形して空かなくなると閉じ込められてしまうので、ドアは開けておくようにしましょう。

その3 自分の住むエリアの災害危険度を確認

「自宅の近くに川がある」、「地盤のもろさが指摘されている」、「過去に土砂崩れや液状化などの被害があった」など、自分の住んでいる地域がどんな被害に遭いやすいか知っておくと、日ごろの準備や避難の状況を想定できるので役に立ちます。

その4 水、フードなどの備蓄品は十分にストック

災害時は、日用品の入手が困難になることも。自宅には、少なくとも1週間分の水と、フードをストックしておきたいものです。ふだん、フードを買うときには、予備のことも考えて購入しておくと、いざというときも安心です。

その5 愛犬用の非常用持ち出し袋を再確認

非常用の持ち出し袋は、意外とかさばるもの。
あらかじめ、「人用の持ち出し袋といっしょに持ち出せるか」、「家族の誰かと手分けしなければ運べないか」など、家族構成や状況に合わせて、持ち出し可能かどうか確認してみましょう。
いかがでしたか?
災害に備えて意識している方でも意外と知らないことがあったのではないでしょうか。ここで紹介した5つのポイントを押さえて、災害が起きても慌てないように、万全な準備をしておきましょう!

参考/「いぬのきもち」2017年『愛犬の緊急時対策マニュアル』(監修:特定非営利活動法人アナイス理事長 平井潤子さん)
イラスト/石山綾子
文/UTAにゃん
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