犬が舌をべろ~んと出している姿を見かけることがありますよね。犬はどんなときに舌を出し、どのような効果が得られるのでしょうか。今回は、犬が舌をべろ~んと出す理由について解説します。また、Instagramに投稿された、可愛い「#舌出し」画像もご紹介しますよ!
犬はどうして舌をべろ~んとさせるの?
犬は「顔まわりの筋肉が緩んでいる」「息が上がっている」「ストレスを感じている」など、さまざまな理由で舌を出します。
愛犬がベッドでゆったり寝転んでいるときに舌をべろ~んと長く出している場合は、リラックスして、顔まわりの筋肉が緩んでいるのでしょう。また、飼い主さんのそばにいるときに嬉しさで口の筋肉が緩み、舌をべろ~んと出すこともあります。なかにはリラックスするあまり、舌を出したまま寝てしまう犬もいるようですよ。
おもちゃで遊んでいるときなどに舌を出す場合は、興奮して息が上がり、呼吸が荒くなっていることが考えられます。
また、舌を長く出しながら鼻をぺろぺろ舐めているときは、ストレスを感じているのかもしれません。
体温調節のために舌を出す場合も
犬は人のように汗をかくことができないため、暑くなると舌を出して唾液を蒸発させることで体温調節をします。
特に舌をべろ~んと出しながらハアハアと荒い呼吸をしている場合は、暑さを感じている可能性が高いです。長引くと体調を崩すこともあるので、ヒーターやエアコンなどを確認し、温度や湿度の設定に注意しましょう。
可愛い「#舌出し」画像をご紹介!
ここからは、「#舌出し」でInstagramに投稿された、可愛い画像をご紹介します♪
お散歩中、お花の香りにうっとりしたような表情を見せるエースくん。舌をペロッと出して、小さなヨダレの風船ができていたそうです♪
桜の木の下で心地よさそうな、るるちゃん。お天気がよくてリラックスしているのでしょうか?
こちらは柴のラナちゃん。飼い主さんがふと見たら、こんな表情をしていたそうです。ボーッとした感じが、何とも言えず可愛いですね♡
カメラ目線のキュートな1枚。飼い主さんのそばにいるのが嬉しくて、思わず顔が緩んでしまったのかもしれませんね!
こちらのさくらちゃんは、お散歩をして暑くなったのでしょうか、それとも飼い主さんを見て口元が緩んでいるのでしょうか。どちらにしても、舌をべろ~んと伸ばした表情に癒されます♡
兄弟で飼い主さんを見つめるルークくんとマットくん。弟のマットくんは、リラックスしてお腹を見せながら舌を出しています♪
犬が舌をべろ~んと出す理由は、顔の表情やシチュエーションによって違います。ストレスを感じて顔まわりを舐めたり、息が上がったりしていなければ、口元が緩んでいるか体温調節をしているだけなので、特に心配する必要はなさそうです。
参考/「いぬのきもち」2019年1月号『犬のオモシロ習性図鑑 VOL.20 舌べろ~ん』(監修:獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生)
参照/Instagram
文/こさきはな
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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