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スラッとかっこよくて憧れる! “スタイリッシュ犬”2選
犬種は、一説によると1000種類以上もあるといわれています。そのなかで、今回は体がほっそりとしたスタイリッシュな2つの犬種について、その歴史や魅力についてご紹介します! 愛犬と同じ犬種があるか、特徴が同じかどうかチェックしながら読んでみてくださいね!
子鹿のようなナイススタイル 「ミニチュア・ピンシャー」
引き締まったスマートな体と、軽快な動きが特徴のミニチュア・ピンシャーはスタイリッシュな犬の代表。出身国はドイツで、ジャーマン・ピンシャーと呼ばれる中型の猟犬が小型化されて、子鹿のようなすらっとした四肢をもつ犬種になりました。引き締まった体つきと、勇敢な性格から、番犬として活躍してきたこの犬種ですが、警戒心の強さかが、吠えやすさにもつながりがちです。運動量もたっぷり必要な犬種なので、遊びや散歩であり余るエネルギーを発散させると◎!
ミニチュア・ピンシャーの飼い主さんに聞いた「うちのコってこんな犬!」
ミニチュア・ピンシャーを飼っている飼い主さんに、愛犬との日常を少しだけお伺いししたところ、下記のような回答が届きました!
- 常にチョコチョコを動き回っている犬種です。「マッテ」というと、動きたくてたまらないのか、プルプル震えながら待っているのがいじらしいです(笑)
- 堂々とした筋肉質の体つきがカッコイイのがこの犬種。運動神経もすばらしく、ドッグランではいつまでも飽きずに力強い走りを見せてくれ、その姿にほれぼれします。
- 初対面の人には警戒して吠えてしまう繊細さがある一方、飼い主の私にはベッタリで甘えん坊。抱っこをせがんだりすり寄ってきたり、愛されているのを感じます。
走る姿はまるでスポーツカー!? 「イタリアン・グレーハウンド」
“イタグレ”という愛称で親しまれるイタリアン・グレーハウンドも、スタイリッシュな体が特徴の犬種。その起源は古代エジプトまでさかのぼり、ヨーロッパ王室や貴族の愛玩犬として寵愛を受けてきました。
なめらかな毛並みの下に透けて見える筋肉質な体つきや穏やかな表情、先がちょこん垂れた耳がチャームポイント。温厚な性格ですが、興奮しやすい面もあるので、ふだんからしっかり運動させたり充分に遊んであげて、体力を発散させることが大切です。まず、ドッグランなどで自由に走らせ、イタグレが満足して落ち着いたあとに飼い主さんをいっしょに歩く散歩スタイルがおすすめです。
イタリアン・グレーハウンドの飼い主さんに聞いた「うちのコってこんな犬!」
イタリアン・グレーハウンドの飼い主さんに聞いた、“イタグレ”の特徴をご紹介します!
- 初めて会ったとき、子犬なのにはしゃぐことがなく、ほかの犬と違う雰囲気にひとめぼれ。成犬になった今も、無駄のない体型と凛としたたたずまいに魅力を感じます。
- 子犬のころからあま噛みひとつしたことがないくらい穏やか。かと思えば、おやつを見ると何度もジャンプして催促してきたりと、活発な面も。多彩な表情があり飽きません
- 家族とのスキンシップが大好きで、くつろいでいるとスリスリと寄り添ってくる姿に愛情を感じます。夜もいっしょに寝るのが幸せ。ベッドで長い足をからませてきます(笑)
スマートでかっこいいスタイルと、飼い主さんのことが大好きなかわいい性格のギャップが“スタイリッシュ犬”の魅力につながっているのかもしれませんね。
参考/いぬのきもち16年2月号『犬種連載シリーズ I LOVE ミニチュア・ピンシャー』いぬのきもち16年11月号『犬種連載シリーズ I LOVE イタリアン・グレーハウンド』(監修/獣医行動診療科認定医・藤井仁美先生)
文/melanie
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