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【専門家監修】あるある問題から柴犬のしつけポイントを解説

柴犬は番犬として活躍してきた歴史からも分かるように、賢く主人に忠実な犬種といわれています。その反面、警戒心が強く頑固な一面もあるようです。愛犬と上手に付き合っていくためにも、柴犬のあるある問題から、しつけの方法を学んでおきましょう。

目次

今はイイコでも油断は禁物!柴犬のしつけの重要性

散歩中の困りごと!引っ張りグセ・拾い食いを直すしつけ

触られるのが苦手?お手入れを嫌がる柴犬の対策

案外覚えても忘れてしまいがち!室内トイレのしつけ方

気づいたときがしつけどき。柴犬のしつけは子犬の時期から始めるのがベスト

今はイイコでも油断は禁物!柴犬のしつけの重要性

カメラ目線がきまってるゆずちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
通常、犬のしつけはいつからでも始められますが、柴犬のしつけは早期にとりかかることが重要とされています。というのも、柴犬は頑固な一面があるといわれているため、習慣づいてしまったクセなどがあると、ほかの犬種に比べてしつけに時間がかかりやすい傾向が。
いざ困りごとに直面する前に、あらかじめ社会性や柔軟性を身につけさせておくことが大切です。叱ることは逆効果なのでしないようにし、ほめるしつけを意識して取り組みましょう。

しつけの前に、これだけは押さえておきたいポイント

柴犬は観察力が高く、空気を読むのが得意な傾向があります。また、自分に甘い人かどうかを見分け、相手や状況によって態度を変えることも。
そのため、飼い主さんの行動のブレは、愛犬の困った行動に直結する可能性があります。これからご紹介するどのしつけや対策の場合でも、必ず一貫性のある行動をとるようにしましょう。

また、攻撃的な一面が出てきてしまって困っているようなら、飼い主さんだけで解決しようとせずに、行動学の専門家に相談することも重要です。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「柴の特徴と性格・価格相場|犬図鑑」

散歩中の困りごと!引っ張りグセ・拾い食いを直すしつけ

お花にうっとりするフクちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
柴犬はマイペースな犬が多く、散歩中も自由に行動したがる傾向にあるようです。行きたい場所があればそちらに行こうとしたり、自分の好むペースで歩きたいので引っ張ったりしてしまうこともしばしば。
しかし、そこで犬の好きなようにさせてしまうと、「散歩は自分が好きなように歩いて良いものなんだ」と学習してしまい、引っ張りグセや拾い食いなどが常習化する可能性が高まります。
飼い主さんのペースに合わせて歩くべき場所、自由に歩いても良い場所を区別して教えていく必要があるでしょう。

お散歩中のおすすめしつけ「ツイテ」

柴犬のお散歩には、拾い食いも防げる「ツイテ」を教えるのがおすすめです。
まず飼い主さんがごほうび(おやつ、もしくは1日分のフードから取り分けたもの。おやつに反応しないコはほめ言葉でも)を与えながら歩くことから始めましょう。愛犬はごほうびを期待して上を見るようになるので、アイコンタクトの後にごほうびを与えてください。これを繰り返しながら、徐々に歩く時間をのばしていきましょう。愛犬が上を向く回数が増えてきたら、ほめ言葉だけにして、ごほうびの回数を減らしていきます。

この「ツイテ」以外にも、散歩コースをまめに変える、自由に歩く場所や時間を決めて楽しませるなどの工夫をしてみると良いでしょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「専門家が教える!柴犬との散歩。適度な距離や時間、距離の保ち方は?」

触られるのが苦手?お手入れを嫌がる柴犬の対策

遠くを見つめるいちくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
柴犬は元来、警戒心や自立心が強い傾向にあります。そのため、体を触られるのが苦手な犬や、ブラッシングのように長時間束縛されるのを嫌がる犬も少なくありません。
しかし、犬がお手入れを嫌がって暴れたり、うなったりしたときにやめてしまうと、犬は「嫌がればやめてくれるんだ」と学習してしまいます。その結果、お手入れのたびに嫌がるようになってしまうという可能性も。
少しずつ慣れさせて、愛犬にお手入れの楽しさを感じてもらえるようにしましょう。

お手入れは段階を踏んで徐々に慣らしていこう!

柴犬のお手入れで大切なのは、お手入れする部分を触られることに慣れさせることです。コツは、愛犬に好きなおやつを与えて、楽しい気持ちでいるときに触ること。そうすることで苦手意識がやわらぎ、次の段階に進みやすくなります。

触られることが平気になったら、次はお手入れ道具に慣れさせていきましょう。最初は焦らずに見せるだけ、慣れてきたら道具を少しだけ体に触れさせてみてください。
いよいよ実際にお手入れをする場合も、この少しずつが大切。1分だけ、この部位だけ、など短時間で小範囲にとどめることが大切です。

案外覚えても忘れてしまいがち!室内トイレのしつけ方

頭隠して尻隠さず、な吟ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
柴犬はその賢さから、本来はトイレのしつけもしやすい傾向にあるといわれています。そそうをしてしまうようなら、教え方が分かりにくかったか、あえて外でしたいと思っている可能性も。
犬に分かりやすい方法でトイレの場所を教えていなかった場合、犬はどこでしても良いのだと思うようになります。失敗して怒られてもどこにすれば良いのか分からないので、失敗を繰り返してしまうでしょう。

また、生後半年を過ぎたオスの柴犬は外で排泄したがる傾向があるため、一度覚えた室内排泄を忘れてしまうことも。いずれの場合でも、イチから教え直していく必要があります。

おすすめ対策その1. 庭つき一戸建てトイレ作戦

庭つき一戸建てトイレ
あらゆるパターンのトイレのしつけ直しにおすすめなのが、「庭つき一戸建てトイレ」です。
まず、サークル内にトイレシーツを敷き詰めましょう。このときトイレシーツの下にビニールシートを敷いておくと、もれ防止にもなるのでおすすめです。
次に扉を外した箱型ハウスを設置し、長期戦になったときのために、ハウスのそばに飲み水を用意します。

足上げオシッコをする犬なら、的も用意してトイレの中心に置いておきましょう。水や小石を入れたペットボトルなど、高さのあるものにトイレシーツを巻きつければOKです。

犬が排泄しそうな時間になったら、このトイレの中に入れます。排泄をし始めたら「ワンツー」など決まった声かけをし、終わったら3秒以内にごほうびを与えましょう。

おすすめ対策その2. 屋外風トイレ作戦

外でしたがる場合でも、室内で排泄させてから散歩に行くなど、積極的に室内トイレを使うように促していくことが大切ですが、まれに頑固すぎてどうしても変えられない柴犬もいます。
その場合は、ベランダやガレージなど自宅の中でも屋外風の場所にシーツを敷き、そこで排泄させることから始めましょう。
成功したらだんだんとシーツの位置を室内寄りに移動していってください。時間がかかるケースもありますが、焦らずに取り組んでいくことが肝心です。

気づいたときがしつけどき。柴犬のしつけは子犬の時期から始めるのがベスト

ダッシュしている華那ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
柴犬を家に迎え入れて、「しつけはいつから行えば良いんだろう?」と思ったときが、柴犬のしつけどきです。
柴犬は生後2か月くらいから社会化期に入るといわれています。この時期は社交性を学ぶうえでも大切な期間なので、子犬の時期から徐々にしつけを行っていくのが良いでしょう。もちろん難しいものではなく、簡単なコミュニケーションやアイコンタクトなどから覚えさせていけばOKです。

柴犬は賢いといわれる犬種であるからこそ、飼い主さんの毅然とした態度が求められる場面も多々あります。しかし、焦らず向き合っていけば、きっと楽しい日々が待っているはずです。根気よくコツコツと教えてあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」特別編集『柴犬の飼い主さん3万人の体験から作った! 柴犬との暮らしがもっと楽しくなる本』(監修:しつけスクールCan!Do!代表 日本動物病院福祉協会認定家庭犬しつけインストラクター 西川文二先生、東京農業大学農学部教授 長島孝行先生、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 武内ゆかり先生、ジャパンケネルクラブ、日本警察犬協会および日本動物病院福祉協会認定インストラクター 戸田美由紀先生、フジタ動物病院院長 獣医学博士 日本小動物歯科研究会理事 藤田桂一先生)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/kagio
※犬の性格や特性には個体差があります。
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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