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“番犬扱い”はもう古い⁉ 昭和~平成と変化した日本の家庭犬」、令和は?

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いよいよ、新年号「令和」がスタートしましたね。新年号発表の瞬間を覚えている方も多いのではないでしょうか。年号が変わったことで、時代の変化を実感させられますが、犬と人との関係性も、この数十年で大きく変わってきています。ここでは、“犬と人との関係性”、“愛犬のしつけ”にスポットを当て、どう変わってきたのか解説します。

わんちゃんに対する愛犬観が古くなってないか、参考にしながら読んでみてくださいね☆

かつては泥棒や不審者から家を守る「番犬」だった

今では、“番犬”として庭先に繋がれて飼われているわんちゃんを見る機会が減ってきました。
かつて犬は、玄関先や門のそばなどに犬小屋があり、吠えて不審者を追い払うための番犬として飼われていることがほとんどだったのです。
外で生活していたので、飼い主さんとのスキンシップの機会は今ほど多くはなく、敷地内で放し飼いにする飼い主さんも少なくはありませんでした。

当時の「番犬」は、吠えることで飼い主さんに不審者が来たことを知らせるのが主な役割だったので、警戒してよく吠える犬が優秀な「番犬」と思われていました。
飼い主さん以外の人に懐いてしまうと「番犬」としての役割を果たせない、という考え方から、飼い主さんに服従させるようなしつけ(ゴハンを食べる前に我慢させる「オアズケ」や、たたいたり、押さえつけたりする「体罰」 など)が中心でした。

今ではSNS等で炎上してしまいそうなしつけ方ですが、当時はそれが常識で正しいとされていました。

飼い主さんと共生する「コンパニオン・ドッグ」が中心に

2003年には、室内飼いの犬の数が外飼いの数を上回りました。
防犯を目的とした「番犬」ではなく、飼い主さんと一緒に暮らして楽しい時間を共有する家族のような存在の「コンパニオン・ドッグ」として、犬を飼う人が増えていったのです。

また、犬の生活環境が屋外から室内に変わってきたことや、動物行動学の進歩などにより、しつけの方法も変わってきました。それまでは叱って従わせるしつけが中心でしたが、たくさん犬をほめる「ほめるしつけ」にシフトしていくことに。「ほめるしつけ」をすることで、愛犬が飼い主さんを大好きになり、自ら指示に従いたくなることも科学的にもわかってきました。

こうして、同じ屋根の下で、飼い主さんと愛犬が円満に暮らしていけるように、しつけの方法も見直されて、犬と人との関係性も大きく変わっていったのです。

今後はどうなっていく⁉ 未来の犬と人

現在では多くの犬が「コンパニオン・ドッグ」として飼われています。
しかし、愛犬を孫のようにかわいがり、甘やかしてしまいがちな一面も。

未来では、関係性がより深まり、飼い主さんと愛犬が実の親子のように親密になっていくのではないかと予想されます。親子の関係というのは、愛犬の要求に応えるばかりではためにならないと考え、実の親のように成長を見守る関係性になっていくということです。

しつけの方法についても、さらに研究が進み、多くの飼い主さんが「ほめるしつけ」を実践される時代になっていくことが予想されます。罰を与えないので、愛犬も飼い主さんもストレスが減って、飼い主さんの指示を喜んで聞くことができる犬がもっと増えるのではないでしょうか。


ご自身の愛犬観について参考になりましたか?
愛犬観は時代とともに移り変わっていくものですが、流れに乗れている方もそうでない方も、愛犬との関係性を見つめなおすきっかけになれば幸いです。

参考/「いぬのきもち」2017年6月号『犬との未来大予想』(監修:しつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/UTAにゃん

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