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生まれつき耳が聞こえない愛犬。でも散歩も旅行もあきらめない!

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回ご紹介するのは、生まれつき耳が聞こえない病気になったベルちゃんと、そのご家族である小野さんご一家。耳が聞こえないという障がいがあっても、「オスワリ」などの指示がわかるベルちゃんの生活をご紹介します。

1回目の記事|生まれつき両耳が聞こえないと気がついた飼い主がとった行動は

2回目|生まれつき耳が聞こえない犬が、飼い主さんのサポートで「オスワリ」や「マッテ」ができた!

まったく聞こえなくても、散歩を楽しむ

先天性聴覚障がいは、生まれたときから聴覚の機能が失われていて、残念ながら治療法はなく、回復も期待できないとされています。とはいえ、まったく聞こえなくても、手の指示などを通してコミュニケーションをすることができます。

耳が聞こえないハンディがあるにもかかわらず、指示しつけを習得したベルちゃんは、ハンディを補うように、目で見たり、ニオイを嗅いだりする感覚が鋭いようです。「オスワリ」や「マッテ」は、小野さんたちの指先の合図を目で見て理解できます。玄関から外へ出るときはいったん「マッテ」をさせて、まわりの安全を確認しています。

こうした注意をするほかは、散歩でとくに困るようなことはありません。平日の散歩は、家のまわりを歩く程度ですが、休日はひと駅先のドッグカフェなどちょっとした遠出もするようです。「私たちもいいリフレッシュになります」と小野さん夫妻は語ります。

口や足で触れて遊ぶおもちゃがお気に入り

また、ベルちゃんはおもちゃで遊ぶのも大好きです。ぬいぐるみや知育おもちゃなど、口で噛んだり、足で転がしたりできるおもちゃが楽しい刺激になるようです。「とくに、転がして中のおやつを出すピンクのぬいぐるみがお気に入りです」と、遊びに夢中になるベルちゃんをながめながら、小野ひとみさんは言います。

ベルちゃんと旅行。「さまざまな世界を感じてほしい」

そんなベルちゃんを連れて小野さん夫妻は頻繁に旅行に出かけます。旅先でも聴覚以外の感覚を使って新しい世界と楽しそうにふれあうベルちゃん。

「宿泊先によっては、とてもうれしそうに走りまわるときと、つまらなそうに静かにしているときがあります。ベルが気に入ったところへは何度も繰り返し訪れるようにしています」

旅先でベルちゃんと楽しげに過ごしている姿を撮ったたくさんの写真を見ながら、小野さんたちはうれしそうに語ります。

まったく耳が聞こえなくても、代わりに耳となり、サポートしてくれる飼い主さんがいるベルちゃん。ベルちゃんの「個性」は、小野さんとベルちゃんの絆をより強いものにしているようでした。

出典/「いぬのきもち」2019年7月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
文/犬神マツコ

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