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獣医師監修:与え方に注意すれば犬にOK!の食べ物一覧
ドッグフード以外の食べ物を愛犬に与えることはありますか?今回は、与え方に注意すれば犬も食べられる食材をご紹介します。
今回ご紹介した量はあくまで目安で、健康な5キロの犬を想定しています。
①炭水化物

炭水化物を含む食品は、味がついていなければ犬に与えられるものも多いですが、カロリーの摂り過ぎに注意しましょう。
- お米 白米10g程度、お粥の状態で与えると消化に優しいです。
- パン 食パンだと6枚切り1/6程。バターがたっぷり入ったクロワッサンなどは避ける。
- うどん・そば 茹でて冷まし、細かく切ったものを1/2本まで。つゆや薬味はNGです。そばアレルギーを持つ犬もいるので注意が必要。
- パスタ 無塩で茹でたものを3本程度、細かく刻めば与えてOK。
- 芋類 サツマイモ、カボチャ、ジャガイモなどの芋類は加熱すること。10~20gが目安です。
②肉類

鶏肉、豚肉、牛肉、鴨肉、ラム肉などを1日5gまで、味をつけずに加熱して与えること。犬は脂身を好みますが、カロリーも高く食べ続けると膵炎などのリスクもあるので赤身を選ぶこと。ハムやウインナーなど加工品はNGです。
③フルーツ

バナナ、リンゴ、イチゴ、柿、ミカン、キウイ、ナシ、スイカ、モモ、メロンなど、どれも10~20gまで。犬は甘いフルーツが好きですが、糖分が多く含まれているので与え過ぎに注意しましょう。
犬の体の大きさは人間の1/10なので、フルーツも1/10の人間の一口サイズが目安です。初めて与える際は、様子をみながら少しずつ与えましょう。
④野菜
- キャベツ 1日5gまでを細かく刻み、茹でて与えましょう。食物繊維を多く含み、たくさん与えるとお腹の調子を崩すことがあるので注意。
- きゅうり・レタス きゅうり20g、レタス半枚まで。水分が多いので夏場のおやつに最適です。
- トマト 青い部分は取り除いて赤い部分を15g、ミニトマトなら1個程度。
- ニンジン 生のスティック状より、すりおろしてフードに混ぜるか、茹でた方が消化によいでしょう。
- 大根 すりおろすか茹でて与えます。消化酵素が含まれているのでスティック状で与えてもよいでしょう。
- ブロッコリー 茹でて10g、房の部分を与えましょう。ビタミンが豊富です。
愛犬にドッグフードだけ与えている人、おやつも与えている人、手作り食を与えている人と、犬の食事の選択肢は広がってきています。愛犬に与える前に与え方を確認しておくと安心ですね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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