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歩かせすぎはストレスに! シニア犬の意外なストレスとは

犬は老化とともに、ストレスの原因が変わってくることがあります。この記事では、シニアになった愛犬にストレスを与えないための3つの対策をご紹介します。

老犬をたくさん歩かせないようにする

気持ち良さそうに寝ている柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は年を重ねると体の筋肉や関節、内臓などの機能が徐々に衰えて、若い頃のような行動ができなくなってきます。

「歩かないと筋肉が落ちてしまう」という心配や「愛犬にはまだまだ元気でいてほしい」という気持ちから、長い距離のお散歩や速いペースで歩かせるなどの無理強いをさせることで犬がストレスを感じやすくなります。

無理にリードを引っ張ったり疲れている犬を歩かせることは、犬にとって肉体的にも精神的にも苦痛になるのでやめましょう。

老化が進んだと判断してあげるのも飼い主さんの優しさではないでしょうか?休憩を多くしたり、歩けない場合は抱っこやカートを使用する選択も必要です。

老犬をびっくりさせないようにする

びっくりの表情!
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は老化が進むにつれて、嗅覚や聴覚、視覚などの感覚機能が低下していき、今までのように周りの状況を把握したり、判断することが難しくなってきます。

このため、室内での方向感覚がわからなくなる、おどおどするといった様子や、急に誰かに触られたり壁にぶつかったりすることでびっくりしてしまい、ストレスを感じやすくなることがあります。

もし感覚機能が衰えて、室内を自由に歩き回ることが不安に繋がっているならば、安全な場所だけを歩けるようにサークルなどで囲うか部屋を仕切って、犬を安心させてあげることも方法の1つです。

体の変化や痛み、ストレスに気がついてあげよう

歯磨き中
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
老化によって歯や関節も衰えます。体が痛くて動きが制限されている、今までできていたことができなくなったなどの変化に早く気がついてあげることで、愛犬のQOL(生活の質)を高めることができます。

痛みはストレスの原因です。例えば、歯石をそのままにしておくと、歯肉炎や歯周病になりやすく、犬が強い痛みやストレスを感じることもあります。

シニア期を迎えた犬には、できるだけストレスを与えないように心がけること、日々愛犬の体を触って痛みを感じているところや病気はないかを確認し、定期的に病院を受診すること、診察では獣医師に日頃の様子を伝えることが大切です。

監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

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