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ブラッシングをどんなにしても毛が抜けるときは?「犬のお手入れ」のギモン
「愛犬が歯みがきできるようになる方法は?」「換毛期のブラッシング、どれくらいやればいい?」愛犬のお手入れには、そんなギモンがつきもの。ここでは、そんな飼い主さんが悩みがちな、犬のお手入れの対処法をご紹介します!
苦手な歯みがき、どうすればできるようになる?

歯みがきが嫌いで、歯ブラシを見ると逃げてしまう愛犬。「どうしたらおとなしく歯みがきできるようになるの?」とお悩みの飼い主さんも多いかもしれません。
愛犬が歯みがきしたがらない場合は、愛犬が喜ぶことと歯みがきを結びつけることで、根気よく慣らしていくといいでしょう。
まずは口元を触ってみて、嫌がらなければほめておやつをあげます。今度は歯ブラシで歯をタッチしてみて、クリアできたらまたおやつをあげてください。
このように“愛犬が喜ぶおやつ”と“歯みがきのステップ”を結びつけることで、「歯ブラシ=イヤなこと」というイメージを少しずつ取り除いていくのです。
個体差はありますが、犬の歯垢は3~5日で歯石になるといわれているので、3日以内にすべての歯をみがくことで歯周病の予防にもなります。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
換毛期のブラッシング、どこまでやればいい?

毛がたくさん抜ける「換毛期」。「どんなにブラシをかけても毛が抜けて、終わりが見えない!」と思ったことはありませんか? 換毛期のブラッシングは、どこまでやればいいのでしょうか。
全身をブラッシングして毛のもつれをほぐし、ブラシにつく毛の量が減ってきたら終了の合図。実は、ひと通りブラッシングしたら、毛がまだ抜け続けていても終わってOKなんです。
換毛期はいくらブラッシングしても毛が抜けるので、終わりどきを見極めることも大切。長時間のお手入れは犬の負担にもなるので、あまりやりすぎるのも禁物ですよ。
プロに任せるべきお手入れはある?

ブラッシングやトリミングなど、犬のお手入れにはさまざまな種類があります。中には、飼い主さんが自宅でおこなうには難易度の高いお手入れも。プロに任せた方がいいお手入れはあるのでしょうか?
プロに任せたいのは、愛犬を傷つける恐れのあるお手入れです。
たとえば硬く絡まってしまった毛玉は、無理にほぐそうとすると、毛を引っ張って皮膚を傷つけてしまうおそれが。また、鋭利なハンドスケーラーで歯石を除去するのも、口の中を傷めてしまうリスクがあるため、注意が必要です。
これらのお手入れは、思い切ってプロにお願いしてみるといいでしょう!
お手入れで愛犬を健康に♪

犬のお手入れは身だしなみを整えるだけでなく、健康管理にも役立つため、しっかりとおこないたいもの。
今回ご紹介したポイントを取り入れて、お手入れ上手な飼い主さんを目指しましょう!
参考/「いぬのきもち」2016年2月号『ポイントをおさえて愛犬の健康維持に役立てよう!病気・ケガから守るお手入れ厳選10』(監修:フジタ動物病院院長 獣医学博士 藤田桂一先生、獣医師 小倉啓介先生、動物美容師 林みゆき先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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