大切な愛犬には、健康で長生きしてもらいたいもの。しかし、さまざまな理由から、愛犬の病気を見逃してしまうケースも少なくないようです。では、どのような理由で、飼い主さんは愛犬の病気を見逃してしまうのでしょうか? 病気の早期発見のコツとともにご紹介します。
犬が本能的に病気の症状を隠す動物だから
犬は本能的に病気の症状を隠す傾向があるといわれています。これは、かつて野生で暮らしていたころの名残。犬は敵に襲われないよう、たとえケガをしていたとしても、自分が弱っていることを隠す必要があったのです。
同じ犬種を飼う「犬友達」をつくる
個体差はあるものの、愛犬と同じ犬種を飼う「犬友達」がいれば、体格や被毛の様子などを比較できたり、ほかの犬との情報交換ができたりするので、愛犬の異変に気づくきっかけになります。
ご近所にいない場合は、SNSなどでもよいので、情報交換できる関係性を築いておくと◎
痛みを感じにくい部位もあるから
人と同じように、犬には肝臓や膵臓(すいぞう)など、痛みや症状があらわれにくい臓器があります。
そのため、詳しい検査を行わないと、病気の発見が難しいケースも。また、内臓の場合は、皮膚のように患部が表にあらわれないため、飼い主さんが見逃しやすくなってしまうのです。
遺伝的にかかりやすい病気を知っておく
「この犬種は○○という病気になりやすい」など、犬は遺伝的に特定の病気にかかりやすいケースがあります。そのため、愛犬の犬種がかかりやすい病気をあらかじめ調べておき、なるべく早いうちに検査を受けておくようにすると、早期発見につながることが。
飼い主さんが症状を勘違いしてしまうから
愛犬に異変が起こったとしても、「年をとっただけ」「うちの子はもともとウンチがやわらかいから」「食欲はあるからきっと大丈夫」など、飼い主さんが病気の症状を、老化やクセなどと勘違いしてしまうことも多いようです。
元気なころから写真や動画を撮っておく
毎日愛犬を見ていると、ささいな変化に気づきにくくなることがあるため、愛犬が元気なときから、運動や食事といった生活の様子を、写真や動画で記録しておくのがおすすめです。
後から見比べることができるので、異変に気づきやすくなるほか、獣医師に症状を伝える手がかりになる場合もあります。
愛犬に健康で長生きしてもらうためには、病気の早期発見はとても重要です。定期的な健康診断の受診はもちろん、今回ご紹介した方法を取り入れ、健康チェックに役立ててみてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2019年2月号『症状をチェックして愛犬の健康に役立てよう! 年代別 飼い主さんが気づきにくい犬の病気』(監修:東京動物医療センター副院長 南直秀先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。