犬と暮らす
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かわいそう…「インスタ映え」を目指すあまり愛犬をないがしろにする飼い主
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん728名に「犬の飼い主のSNSを見たとき、『よかれと思ってやっているんだろうけど…この犬の飼い主大丈夫!?』と思ったことがあるか」どうか、アンケート調査を実施してみました。
約3割の飼い主さんが、ほかの飼い主さんのSNSを見たときに疑問を感じたことがあるよう
飼い主さんたちは一体、どんな投稿に疑問を感じたのでしょうか…? この記事では、飼い主さんたちが答えてくれた回答の一部を紹介していきます。
可愛いけれど…ちょっと嫌がってない?
- 「『可愛いけれどこれホントに必要?』と思うほどの着飾りです!」
- 「犬にいろいろ着せて、仮装させている姿をアップしているのを見たときに、犬は嫌がらないのかなぁと思った」
- 「動きにくそうなコスプレ衣装を着させているとき」
- 「暑い夏に、メッシュなどの夏用の服ではなく、明かに飼い主嗜好の可愛いオシャレ服を着せているのは、どうかと思う」
- 「あまりにすごい服を着させ続けているとき。インスタでは可愛いけど、ワンコは我慢しているんじゃないかなと少し心配になる」
- 「明らかに『オシャレだけが目的?』と思う毛染めやジャラジャラした服」
- 「毛をカラーリングしているとき。肌に悪そう」
SNS映えのため…?
- 「暑い日の屋外での撮影」
- 「公園のブランコにわんちゃんを乗せていた」
- 「映え写真を撮影したいがために、公共の場所でリードを外しての撮影。また、立ち入り禁止や、花畑の中まで入っての撮影」
- 「動画を撮るために何度も待てをさせたり、長く待てをさせたり、そのほかにも撮るために何かをさせるなど、健気に飼い主の言うことを聞いている犬がかわいそうです」
- 「グループでその場を占領しているような写真を撮っている様子」
- 「犬が食べてはいけないものを、犬に近づけて写真を撮っていたりすると、ちょっと疑問に感じます」
- 「フォトスポットで、無理やり押さえつけて写真を撮ってSNSに載せる」
もっと、犬の気持ちや体のことも考えてあげて…
- 「人間が食べるものをなんでもあげてる飼い主」
- 「愛犬が明らかな肥満で『ダイエットさせないと』と投稿しているのに、新しく購入したおやつをさらに投稿しているのを見て、間違った愛情のかけ方をしていて犬がかわいそうに思った」
- 「人間の食べ物を与えていたりすること。あと、過度な肥満はある意味虐待だと思う。食事の管理はしっかりしないといけないと思います」
- 「療方食しか食べられない犬に普通のドッグフードを見せて、絶対食べずに我慢するところを投稿していた。かわいそうで見ていられなかった」
- 「真夏の炎天下に犬を散歩させている人。自分も素足で歩いてみたらって思ってしまう」
- 「真夏の連日猛暑日が続く中、チワワを連れての海水浴。砂浜は暑いしテントも暑いし、さすがに小型犬には危険すぎる…と思った」
危険だからやめて…!
- 「ノーリードで散歩していたり、リードを引いて自転車での散歩」
- 「駅にお迎えに行って、改札前でノーリード」
- 「公園などでのリードなし!」
- 「車の窓から、ワンちゃんの顔を出したまま走行する」
「あっ、コレ…私もやってしまっている」など、みなさんは当てはまる行動はありませんでしたか? または、同じように不快に思っていて、共感できたという人もいるかもしれませんね。
自分はよかれと思ってやっている行動でも、周りの人たちは疑問を感じてしまう場合もあるようです。愛犬のためにも今一度、自分の行動を見つめ直す機会を作ってみてもいいかもしれません。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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