犬と暮らす
UP DATE
犬の散歩中にやってない? マナー違反・条例違反なこと
飼い主さんのマナー違反な行動は、犬の散歩中にもよく見られがち。中には思わずやってしまいそうな、意外なマナー違反もあります。ルールを守って行動できる飼い主さんになるために、マナー違反をしていないかチェックしていきましょう!
リードをつけずに犬を放つのはNG!

広い公園や河川敷では、愛犬にリードをつけずにのびのび散歩させたくなってしまいがちですが、実はこの行動はNG。マナー違反という以前に、地方自治体の多くが定めている条例違反にあたります。
リードをつけずに犬を放つと、ほかの人に迷惑をかけてしまう可能性も考えられます。もしも愛犬が人を噛んでしまったら、飼い主さんが逮捕されるかもしれません。
ノーリードでOKなのは、公共の場ではドッグランのみ。それ以外の場所では必ずリードをつけて散歩しましょう。
常に伸縮自在のリードで歩くのも危険!
人や車の行き来が多い通りなどで伸縮自在のリードに犬をつなぎ、自由に散歩させるのも危険です。リードが走行中の自転車に引っかかる、犬が人に飛びかかるなど、予期せぬ事故につながるおそれも。
リードを伸縮自在にするのは広い公園内などにとどめ、通りを歩くときはリードを短く固定するといいですよ。
愛犬をほかの犬に無理やり近づけていない?

散歩中にほかの犬に出会ったとき、相手の飼い主さんに断りもなく愛犬を近づけていませんか?
「犬どうしなら大丈夫なはず」と思っても、相手の犬が怖がるなどイヤな思いをすることも。ほかの犬が苦手な犬だと、相手を噛んでしまうおそれもあります。
犬同士を近づけさせるときには、相手の飼い主さんに「犬同士でごあいさつさせても大丈夫ですか?」と聞くなど、許可を取ってからにするのがベストです。
なで方によっては、ほかの犬を怖がらせているかも?

ほかの犬に会ったとき、「かわいいね~」と触りたくなることもあるでしょう。このとき犬の正面に立ち、おおいかぶさるように上から頭をなでると、犬は「襲われる?」と思いびっくりしてしまうかもしれません。
散歩中に会った犬を触りたいときは、相手の飼い主さんに「触ってもいいですか?」と聞き、首やほおを触るようにしましょう。
また、犬の目を正面から見据えるのも、犬に恐怖を与えてしまう場合もあります。
意外なマナー違反、気をつけよう

犬の散歩中に起きやすい、意外なマナー違反をご紹介しました。「これもマナー違反だったんだ!」「ついついやってしまっていた……」という飼い主さんもいるかもしれません。
マナーを守って行動できる素敵な飼い主さんになるために、今日から気をつけていきましょう!
参考/「いぬのきもち」2020年1月号『あらゆるところに出没する!? マナー違反飼い主妖怪図鑑』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」専任しつけインストラクター 川原志津香先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE