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犬が吠えたら「ダメ!」ではなくて…教えたい言葉は

愛犬の吠えグセに頭を悩ませている飼い主さんも少なくありません。犬が吠えるとほかの人や犬を怖がらせたり、近所迷惑になったりするおそれがあるので、吠えない犬を目指したいですよね。
成犬になってから吠え方がひどくなる犬も多いため、子犬の頃から吠えないようにトレーニングすることが大切です。

吠え予防&吠えたときに役立つコマンド

気持ちよさそうな、はちくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が吠えた際、飼い主さんはどのような行動をとるべきなのでしょうか。犬が吠えそうになったときや、実際に吠えてしまったときに役立つコマンドは、以下の2つです。

① 飼い主さんに注目させることができる「オイデ」

犬が吠えても、「オイデ」をさせることで飼い主さんに注意が向き、吠えるのを止めることができます。

② 行動を制限する「オスワリ」からの「マッテ」

犬は自由に動ける状態だと吠えやすくなるため、座った状態での「マッテ」ができると吠え予防になります。

「オイデ」と「マッテ」を教えるトレーニング方法

ぬくぬく エルくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
では早速、犬に「オイデ」と「マッテ」を覚えさせるトレーニング方法を紹介します。

「オイデ」は名前とセットで覚えさせる

  1. 犬の名前を呼びます。初めのうちはそばに来なくても「イイコ」と褒め、小さくカットしたおやつを与えます。

  2. 1日30~40回練習すると、名前を呼ぶだけでそばに来るようになるでしょう。

  3. 離れたところから名前を呼び、そばに来るようになったら、名前の後に「オイデ」を加えます。

  4. 犬が足元まで来たら、おやつを与えましょう。

  5. 「オイデ」と言われてから飼い主さんの足元に行くと良いことがある!と、犬が覚えたら成功です。

「オスワリ」からの「マッテ」が大事

  1. 「オスワリ」の指示を出し、犬が座ったら「よし」と声をかけてから、褒めておやつを与えます。※座ったままの状態でおやつを与えてください。

  2. オスワリの状態から、「よし」と号令を解くまでの時間を少しずつ延ばしましょう。

  3. オスワリしたまま2秒くらい待てるようになったら、今度は「オスワリ、マッテ」と声をかけます。

  4. 「オスワリ、マッテ」から「よし」までの時間を少しずつ延ばしていくことで、「マッテ」で待てる犬になるでしょう。

万能しつけをマスターして吠え予防に役立てよう!

オシャレなルカちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「オイデ」と「マッテ」は吠え予防のためだけでなく、さまざまな場面で役立つコマンドです。ぜひ、子犬の頃からトレーニングをしてマスターしてください。
そして、吠えない犬を目指しましょう♪
※飼い主さんが愛犬に使うコマンド(「マテ」「マッテ」「ステイ」「ウェイト」等)は、飼い主さんご自身が、愛犬に対して一番伝わると思う言葉を選んでいただき、変えずに一貫性をもって使い続けるようにしてくださいね
参考/「いぬのきもち」2019年12月号『1才までに「計画完了」を目指して 吠えない犬育成計画』(監修:日英家庭犬トレーナー協会認定トレーナー ナカムラ・ドッグ・スクール主宰 中村太先生)
文/しばたまみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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