1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 飼い方
  4. シニア犬や大型犬、多頭飼いの住まいの工夫は?実例と工夫ポイントをご紹介!

犬と暮らす

UP DATE

シニア犬や大型犬、多頭飼いの住まいの工夫は?実例と工夫ポイントをご紹介!

愛犬が健やかに暮らせる家は、家族にとっても心地よい空間に。足腰にやさしい床材やストレスのない動線、屋内外が自然につながる開放的な空間など、“愛犬ファースト”で工夫した家。
今回は、シニア犬や、愛犬の好奇心を満たす工夫が施された住まい3つのご家庭を紹介します。

ケース①シニア犬多頭飼い:シニア犬にやさしい段差をなくした平屋づくり

3才から14才のミニチュア・ダックスフンド4頭と暮らすAさんのお宅
3才から14才のミニチュア・ダックスフンド4頭と暮らすAさんのお宅
シニア期を迎えた愛犬たちのために、階段のない平屋を新築されたAさん宅。

「犬が過ごす部屋には、土間と勝手口をつけてそのまま庭のドッグランに出られるように動線を確保。若い犬もシニア犬も、無理なく運動できる環境を整えて、いつまでも元気でいてほしいと願っています」
犬が通る場所は引き戸にして足をはさんだりしないように配慮。「全館空調ですが、万が一に備えて予備のエアコン、換気窓も設置しています」
犬が通る場所は引き戸にして足をはさんだりしないように配慮。「全館空調ですが、万が一に備えて予備のエアコン、換気窓も設置しています」
コンセントは高い位置に
コンセントは高い位置に
2段式の吊り下げ棚で、4頭分の洋服もスッキリ収納。「上の段は人用なので、上着をはおってすぐに散歩に出かけられます」
2段式の吊り下げ棚で、4頭分の洋服もスッキリ収納。「上の段は人用なので、上着をはおってすぐに散歩に出かけられます」

ケース②大型犬との暮らし:愛犬の好奇心を満たす専用窓を3カ所に設置

2階ののぞき窓
2階ののぞき窓
実家の建て替えをきっかけに、愛犬の目線の高さに合わせたのぞき窓を作ったBさん宅。

「窓があるのは玄関横、リビング、3階廊下の計3カ所。日中や留守番のときはだいたい窓辺で過ごし、窓から見える景色やご近所さん、通り過ぎる人々を観察するのを日課にしているようです」
てつはるくん(6才/チャウ・チャウ/甘えん坊で人が大好き)
てつはるくん(6才/チャウ・チャウ/甘えん坊で人が大好き)
窓辺でぼーっとひなたぼっこをしたり眠ったり。飼い主の帰宅の気配を感じて、窓までお出迎えしてくれることも
窓辺でぼーっとひなたぼっこをしたり眠ったり。飼い主の帰宅の気配を感じて、窓までお出迎えしてくれることも
道行く人と目が合う!
道行く人と目が合う!

ケース③中型犬多頭飼い:階段下のデッドスペースをペットスペースに有効活用

階段下をペットスペースとして活用したFUKUさんのお宅
階段下をペットスペースとして活用したFUKUさんのお宅
家を新築する際に、日当たりのいい南向きリビングの窓の正面にペットスペースを配置したCさん宅。

「もともと使用していたケージの柵をカット&溶接してちょうどいい高さに再利用。リビングから愛犬たちの姿がよく見えて、かつ景観を損ねない点が気に入っています」

上部は収納スペースになっていて、おもちゃやトイレシーツなどの犬用品を収納。犬と犬の間は壁ではなく柵になっているので、仲間がそばにいる安心感も♪
右からきなこちゃん(3才/末っ子気質のかまってちゃん)、あずきちゃん(4才/ツンデレ)ともに柴
右からきなこちゃん(3才/末っ子気質のかまってちゃん)、あずきちゃん(4才/ツンデレ)ともに柴
シニア犬、愛犬の好み、多頭飼いなど、愛犬のタイプに合わせた住まいの工夫をご紹介しました。犬との理想の住まい選びの参考になりそうですね。
参考/「いぬのきもち」2025年6月号『愛犬がずっと元気に暮らせる家』
写真提供/Aさん、@keimochachateddytetsuharuさん、FUKUさん
文/ヨシノキヨミ
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る