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「犬を飼うなら保護犬を迎える」が当たり前の世の中になるために
「犬を飼うなら保護犬から迎える」が当たり前の選択肢となるように!
「2020年までにアニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロ」という大きな目標を掲げて、「PROJECT ZERO」という活動を行っている財団があります。
フリーアナウンサー・滝川クリステルさんが代表理事を務める一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルです。
目標の中の〝アニマル・ウェルフェア″とは、犬や動物が余計なストレスなく、健康的かつ快適に生活できる状態を目指す飼育のあり方を指します。
つまり、病気やケガで激しい痛みを感じていて譲渡できないなどの特別なケースを除き、本来新しい飼い主さんに譲渡されるべき保護犬については『殺処分されることのないようにしよう』とうたっているのです。
「殺処分を減らすためにはさまざまな方法が考えられますが、私たちは保護犬という存在を広く知ってもらい、さらには〝犬を飼うなら保護犬から迎える″ということが当然の選択肢になるよう社会に働きかけることで、目標達成に近づけたらと考えています」(堀江さん、松原さん)
一時預かりボランティアを増やして、保護犬を救う一助に
2014年の財団設立時より行っている「PROJECT ZERO」。
その中心的活動となるのが「フォスターアカデミー」です。
フォスターとは英語で育てる、世話をするといった意味があり、一般的には、飼い主さんがいない保護犬を家庭で一時的に預かるボランティアのことを指します。
もともと財団代表の滝川さんがフォスターをしていたこともあり、このボランティア数を増やすために、同財団はプログラムやセミナーを主催・開催しています。
保護犬の幸せを考えたとき、フォスターの存在が欠かせない
フォスターを増やしたい理由を松原さんに尋ねると「保護犬の幸せのためにはフォスターの存在がなくてはならない」との返答が。
「公的な愛護センターや民間のシェルターの一部では、殺処分数を減らすために収容可能頭数を超えて保護しているところもあります。確かにそうすれば殺処分数は減らせますが、保護犬たちの生活の質までは保証されません。しかしフォスターが増えれば保護犬の受け皿が確実に増えます。フォスター宅では手間と時間をかけてその犬のケアができるため、保護犬の生活の向上につながります。つまり『殺処分ゼロ』と『アニマル・ウェルフェア』を両立させる存在がフォスターなのです」
※各情報は2019年10月9日現在の情報です
出典/「いぬのきもち」2019年12月号『犬のために何ができるのだろうか』
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