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犬が布団に潜り込んで寝ているけど……苦しくないの? 

布団にもぐって眠る犬も多いと思います。「もぐって寝て息苦しくないのかな?」と心配になる飼い主さんもいると思いますが、実際にはどうなのでしょうか?

この記事では、犬が布団にもぐって眠るときの注意点などについて解説します。

犬が布団に入りたがる心理

布団でくつろぐトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
柔らかくて温かい布団は、人でも心地良く感じますよね。おそらく犬も、同じような気持ちで求めてしまうのでしょう。また、犬はもともとは穴倉を寝床にしていた動物なので、布団の中に入ることは本能的に安心感があるのかもしれません。

布団にもぐって、苦しくないの……?

布団に入るヨークシャー・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
布団にもぐる犬を見て、「苦しくないのかな? 大丈夫かな?」と心配になる飼い主さんもいると思います。

掛け布団の種類にもよりますが、わりと固めで分厚い素材の布団であれば、犬が潜り込んでもある程度の隙間ができるかと思います。布団も布や繊維でできているので、外の新鮮な空気から遮断されるわけでもありません。

布団に潜り込んで寝ていたとしても、命に関わるほどの酸欠になったりする可能性は低いとは思いますが、多少の息苦しさを感じるコもいるでしょう。

犬が布団の中で寝るときの注意点

布団で眠るウェルシュ・コーギー・ペンブローク
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が布団で寝るときには、掛け布団はなるべく軽い素材にして、愛犬の体に合ったサイズのものにしてあげましょう。布団のサイズが大きすぎると、足を引っかけて爪や足を怪我する恐れがあります。また、もし布団を体にかける場合は、頭が出るようにしてあげてください。

飼い主さんと犬が一緒に布団で寝る危険性とは?

安全面を考慮した場合には、飼い主さんと犬は別々で眠るのをオススメします。悲しいことに、飼い主さんと同じ布団で寝ている間に、愛犬を圧死させてしまったケースが実際にあります。

また、ノミなどの寄生虫を共有してしまう可能性も高いので、公衆衛生上も控えたほうが安全だといえるでしょう。

もし飼い主さんの布団で一緒に寝ている場合には、布団の中に入っている愛犬を踏まないようになど、飼い主さんは充分に気をつけてください。

災害時のときのためにも、飼い主さんと別々で眠る練習を

また、災害時などではどうしても飼い主さんと愛犬が別々でいなければならない場合があります。いつも一緒に眠っている犬ほど飼い主さんへの依存度が高く、不安から体調不良を引き起こしてしまうこともあります。

また、留守番のときに吠え続けるなど分離不安症になってしまうことも考えられるので、愛犬とはある程度の距離感を保つことが大切です。

万が一のことを想定して、日頃から別々で眠る練習をしてみるのもいいかもしれません。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
文/sorami
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