犬と暮らす
UP DATE
獣医師監修:病気やケガで愛犬が歩けなくなったら 犬のためにできるサポート、暮らし方
歩けなくなるとサポートが必要になる

自力で歩けなくなった犬は、食事や飲水、排せつなど生活のサポートが必要です。ただし痛みや安静が必要な持病がある場合は無理に動かしてはいけません。
体も動かしにくくなると、寝返りや床ずれ予防のお世話が必要ですし、自由に動けない事で犬自身が感じる不安感やいらだちなど、発散できない気持ちを可能な範囲で和らげる対応も求められます。
辛いことですが「歩けない」状況を受け入れ、できるだけお互いの負担が少ない方法で、日々の生活や歩行補助などのお世話の工夫をしてあげましょう。
歩行の補助

床の素材や段差の改善など、愛犬の状態に応じてより負担のかかりにくい生活環境を整えることも大切です。
寝たきりのお世話
犬と向き合う時間がより絆を深くする

歩けなくなった犬は、動けないことに不安を感じて、甘えたり要求吠えをしたり、鼻をならす傾向があります。犬の要求全てに答えてることはおすすめしませんが、歩けない犬に対して、明るい声かけをしたり、スキンシップを心がけましょう。
愛犬にきちんと向き合って愛情を向けながら、お互いに穏やかに楽しく過ごせる方法を日々見つけていく努力の積み重ねが、歩けない犬との暮らし方そのものなのかもしれません。
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE