愛犬のシャンプーをするとき、なかなかスムーズにいかなかったという経験はありませんか? 実際、シャンプーやドライを嫌がる犬は多いようです。そこで今回は、愛犬が嫌がらなくなる「シャンプーの裏技」をご紹介します!
まずは、犬のシャンプーの「定番ワザ」をおさらい
犬のシャンプーは、一度洗いでは汚れが残ってしまうので、二度洗いするのが基本です。
まずは、愛犬を適温のお湯でしっかりぬらし、お湯に溶いてよく泡立てたシャンプー液で、地肌からしっかり洗いましょう。洗い終わったらよく流し、これをもう一度行います。
シャンプーが終わったら、タオルとドライヤーで乾かします。中・長毛種は、よく乾かした後にブラッシングしましょう。
犬のシャンプー・ドライ・ブラッシングの「裏ワザ」とは
シャンプーの「裏ワザ」
シャンプーの直前に、リンス水で濡らしてブラッシング
抜け毛が多い犬の場合は、シャンプーの前に20~30倍に薄めたリンス水を使って愛犬の全身をぬらし、ブラッシングしましょう。抜け毛がしっかりとれ、ドライ・ブラッシングの時短にもつながります。
シャワーヘッドを外して洗う
シャワーが苦手な犬には、シャワーヘッドを取り外して使ってあげましょう。お湯が飛び散らず、音もしにくいため、嫌がりにくくなるケースが多いようです。また、人にもしぶきがかかりにくくなり、スムーズに洗えるようになるというメリットも。
シャワーを後ろから近づける
頭や顔を洗い流すときは、後頭部からそっとシャワーを近づければ、お湯が飛び散らず嫌がりにくくなります。頭や顔まわりを流すときは、あごを少し上げて、鼻に水が入らないようにしましょう。
ドライの「裏ワザ」
タオルドライした後、キッチンペーパーで拭く
タオルドライの後、キッチンペーパーで拭くと余分な水分が取れ、ドライヤーで乾かす時間を短縮できます。
目と耳をタオルで隠す
ドライヤーの音や存在を嫌がる場合、タオルで視覚と聴覚をさえぎることによって、大人しくなるケースがあります。鼻と口をふさいでしまわないように、よく注意してください。
ブラッシングの「裏ワザ」
毛を手のひらの上にのせてとかす
直接ブラシを体表にあててブラッシングするのが一般的ですが、力加減を間違えると愛犬が痛い思いをすることに。ブラシのピンが体表に当たらないように、毛束を手のひらの上にすくってとかすと、スムーズにブラッシングできるでしょう。
「定番ワザ」が上手くいかなくても「裏ワザ」が合うことも!
シャンプーに限らず、犬のお手入れは「どれだけストレスを与えずに、スムーズに進められるのか」がポイントです。
「定番」の方法でうまくいかなくても、ちょっとした工夫を加えるだけで、上手くいってしまうケースも。愛犬だけでなく飼い主さんにとっても、お世話が負担になってしまわないように、便利な「裏ワザ」はどんどん使っていきましょう!
参考/「いぬのきもち」2017年1月号『しつけ、健康、お手入れ……知って得するテクニックを公開します!愛犬のお世話の裏ワザ大全』(監修:一級建築士 トリマー トリミングサロンHONDEHOK運営 二村陽子先生)
文/いけてぃん
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。