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動物病院が犬のストレスにならないために 飼い主さんがやっておきたいこと2つ

犬には、動物病院が好きな犬もいれば、苦手な犬もいます。動物病院で愛犬が強いストレスを感じないように、少しずつ慣らすことを心がけましょう!これから子犬を迎える方へ、いぬのきもち相談室の獣医師が「犬のストレス」についてお話しします。

動物病院が苦手な犬は多い

待合室でもニコニコの子犬ちゃんです。飼い主さんも緊張せずにリラックスすることを心がけましょう。
健康な時に動物病院の診察台で体重測定や触診・聴診をしてもらう、おやつをもらう・ほめてもらうとよいでしょう。子犬のうちに病院で楽しい経験をさせておくことで”嫌な場所”という認識を減らすことができます。
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
動物病院に行くと、緊張から不安やストレスを感じて、嫌がる、吠える、その場から逃げ出そうとする、ガタガタと震えてしまう犬もいるでしょう。

一般的にストレスとは”精神的、肉体的に負担となる刺激や状況”のことをいいます。

動物病院は、愛犬の健康や命を守ってくれる場所です。適切な検査や処置を行うためにも、できるだけストレスなく診察を受けられるためにも、少しでも安心できるように導いてあげることが大切です。

子犬の頃からたくさんの経験をさせてあげよう

動物病院が犬のストレスにならないようにする方法
子犬の頃から体のどこを触られても大丈夫なように、できるだけ一緒に遊んだり、ふれあう時間を多くすることが大切です。
犬のストレスに不安を感じる飼い主さんに対して、「ストレスではなく経験(もしくは刺激)と考えて欲しい」と伝えている獣医師もいるそうです。

動物病院へのストレスを減らす方法として、子犬の頃からたくさんの経験をさせてあげることは大事だといわれています。

例えば、おもちゃで一緒に遊ぶ、洋服を着せる、毎日ブラッシングをする、マズルや耳を触れるようにする、できるならば歯磨きをするなど、無理なく少しずつ、飼い主さんが愛犬の顔や体のどこを触っても嫌がらないようにできるとよいでしょう。

誰が触っても他の犬に出会っても大丈夫な犬に導いてあげよう

動物病院が犬のストレスにならないようにする方法
日常生活でかかる適度なストレスは「経験」。子犬の頃から徐々に社会化を行い、人間の生活に慣らしていくことが人と暮らしやすい犬につながります。
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動物病院では、待合室で多くの動物に会いますし、診察時は獣医師や動物看護師が保定をしたり、処置や検査内容によっては、飼い主さんと離れた別室での診察になることもあります。

そのため、年齢や男女問わず、できるだけ多くの人に触ってもらうことや、犬との挨拶や接し方を身につけるなど、多くの経験を積んでいくことが大切。他の人や犬に接することに慣れていくと、病院での待ち時間や診察時のストレスを軽減できるでしょう。

何かされることにストレスを感じないでいてくれると、病院に行くことや治療されることにも協力的になってくれる犬が多いです。

これから子犬を迎える方は参考にしてみてくださいね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki(一部の画像は筆者提供)
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

【獣医師監修】動物病院が苦手な犬…ストレスを軽くしてあげるには

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