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愛犬のそのかゆみ、実は病気かも……専門家が教える受診の目安

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愛犬が日ごろなにげなく見せる「かゆがるしぐさ」。かゆみを感じたときだけでなく、「ストレスを感じたとき」や「飼い主さんの関心をひきたいとき」など、さまざまな理由で犬は体をかきますが、なかには病気が疑われるケースも。今回は、獣医行動診療科認定医の荒田明香先生に「犬のかゆがるしぐさ」と「病気の見極め方」について、お話を伺いました。

「かく」以外にもたくさんある、犬の「かゆがるしぐさ」

後ろ足のつま先をかゆい部分に伸ばして立ったままわき腹などをかいたり、座った姿勢で体を曲げて耳のまわりや首元をかいたり、「カッカッカッ」と音が聞こえるくらい激しくかくことも。犬ならではの器用なしぐさです。

犬はかゆみを感じたとき、足を使ってその部位を「かく」だけでなく、とてもさまざまなしぐさでかゆみをやわらげようとします。なかには、人とまったく違ったしぐさも! これらのしぐさが見られたらまずは「かゆいのかな?」と考えて。言葉で伝えることができない愛犬に代わって、飼い主さんが「かゆみを感じたときによくするしぐさ」の特徴を知っておきましょう。ここでは、「かく」以外のかゆがるしぐさを紹介します。

柱や床などに体をこすりつける

背中などがかゆいときに行う行動です

自分の足でなかなか届かない部分がかゆい場合、あおむけになるなどして柱や床、ソファなどにスリスリこすりつけることもあります。肛門腺に分泌物がたまっているなどの違和感から、お尻を床にこすりつけるしぐさも見られます。

舌でペロペロなめる

脱毛が見られたら注意!

足先やおなか、陰部などを舌で器用になめるのもよくあるしぐさのひとつです。自分の体に何かついたり、皮膚病などでかゆみや不快を感じたときに、気になる部分をしきりになめ続けることも。


体全体をブルブルする

耳に違和感があると、頻繁に示すことも

外で遊んだあとに砂や草、枯れ葉などを払い落とそうとしたり、ノミやダニなどが付着したムズがゆさから体全体をブルブルすることがあります。耳の中に違和感やかゆみがあって頭をブルブル振る犬も。

歯でカミカミする

とくに注意が必要なしぐさです

舌でなめるのと同様、歯でカチカチ・カミカミ噛むのも、かゆみや違和感があるときのしぐさです。噛んでいる部分の皮膚が傷ついたり、雑菌が入り炎症を起こしてしまうこともあるので要注意です。

「かゆがるしぐさ」が、病気かどうか見極める

なめ続けて部分的に被毛が薄くなってしまった例。地肌が見えてしまうことも

体に感じたなんらかの外からの刺激に対して、違和感を覚えて体をかいたり、取ろうとすることは日常的によくあること。それが、すぐにおさまるかゆみなのか、受診が必要な病的なかゆみなのか……。愛犬の「かゆがるしぐさ」を観察するポイントを教えてもらいました。


□かいている部分に脱毛や腫れ、炎症がないか

皮膚の赤み、発疹、多すぎるフケ、血がにじんでいるなどは要注意。動物病院に相談してみて


□いつも同じ部分をかいていないか

決まって同じ部分ばかりをかいている場合、まずはその部分の炎症を疑ってみましょう


□何度も、ずっとかいていないか

声をかけていったん中断させても再びかき始めたり、長時間かき続けていたら要注意


□散歩中や遊んでいるときでもかいていないか

食事や遊びなど夢中になるはずの時間や、寝ていても突然かきだすようなら病気の可能性大



ひとつでも当てはまる項目があるときは、動物病院で診てもらいましょう!


参考/愛犬との暮らしをもっと楽しむ『いぬのきもち』2017年4月号「犬のかゆがるしぐさの理由」特集(監修:獣医行動診療科認定医 荒田明香先生)
撮影/佐藤正之、尾﨑たまき、殿村忠博
文/ichi

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