犬と暮らす
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いいことも悪いことも…コロナ禍以降に見られた「愛犬との生活の変化」
5月/7月実施の調査では「自分が感染したら愛犬のお世話はどうするのか不安」が最も多い結果に
また、緊急事態宣言が出されてからは、動物病院でも3密対策がおこなわれているところが多かったようですが、感染リスクを減らすためにも通院をためらってしまったという声も。とくに病気を患い治療が必要な犬の飼い主さんは、この時期不安も大きかったことでしょう。
コロナ禍以降、愛犬との生活に変化を感じている飼い主さんは約3割
実際に日常にどのような変化が見られたのか、飼い主さんたちに聞いてみました。
感染対策を意識するようになった
・「普段よりも、感染させないように、消毒して接したり、帰った際には、手洗いうがいをしてから触れるようにしている」
・「自分がコロナにかかったら愛犬に会えなくなってしまうので、体調管理や手指消毒などに気を使うようになった」
・「もしもの事を考え愛犬の被毛にウイルスが付かないよう、知らない人には触らせないようにしました。逆に、散歩中他のわんこをなるべく触らないよう気を付けています」
・「外で他のワンコに会っても挨拶させないようにしたり、距離をとるようにしてます」
・「犬が人間の鼻や口周りを舐めにくるのを禁止した」
散歩などのリズムが変わった
・「お散歩はなるべく密にならないように時間を変えて行くようになった。ペット用の除菌の泡で足を拭くようになった」
・「お散歩も1日2回が、1日1回になってしまいました」
・「テレワークになったので通勤時間がなくなり、散歩の時間が増えた。夕方の散歩もゆっくり行けるようになった」
・「主人がリモートワークになり、仕事の邪魔をしないように、お散歩時間を変更したり、長くしたり、主人の行動に合わせる事が多くなった」
・「在宅勤務になり、普段できなかった朝散歩ができ、夕方散歩も含め長い距離が可能になり、日中もスキンシップが増えた」
・「散歩に前より出ないので、家の中で遊ぶ事が多くなった」
地域の感染状況などによっても、犬のお散歩事情は変わってくるのかもしれませんね。
行きたい場所に行けなくなった
・「よく行くドッグランがある公園が使用できなくなってしまったので、週末にドッグランで遊べなくなってしまった」
・「いつも定期的にいっていたドックカフェにも行けずドックランにも行けず、ストレスたまりまくりでした」
・「シャンプーをいつもの人に頼みたかったが動物病院のトリマーさんに変えた」
・「自粛のためトリミングに行けず(トイ・プードル)。爪が伸びてモサモサヘアーになった」
・「ドッグランに行けなかったりペット可のホームセンターにもなかなか行けず、出掛ける機会が減った。飼い主が家にいることが多くなり、犬が甘えん坊になりベッタリするようになった」
・「外出する回数が減ったうえに、外出時間が短くなって、一緒にいる時間が長くなった。大きな公園は、県外客が多いので行くのを控えた。散歩が自宅周りだけになった」
一緒にいる時間が長かったことで…
・「より甘えん坊になり、夜ケージで寝なくなってしまい、ベットに来て一緒に寝たがるようになった」
・「甘えん坊が酷くなった。ストレスハゲができた」
・「休校で子供たちが常にいる状態だったので、いつも構われ続けていて、学校再開したときに、ストレスもしくは疲労で消化不良をおこした」
・「家族が耐えず家にいる状態が続いていて、いきなり日常生活に戻らざるを得なくなり、愛犬が分離不安のような状態になって困ってます」
・「外へ行けなくなり、家の中が増えたため、さらに甘えん坊になり、わがままが出るようになった気がします。餌をすんなり食べなくなりました」
・「コロナ以前はお留守番のために合図でハウスにすんなり入ってくれたが、家族が家にずっといる生活後は、ハウスの合図を聞かなくなった」
・「子供の学校が休みだったので、ずっと誰かが家にいる状態。普段はみんな仕事や学校で日中誰もいないので、平常に戻ってから物音に敏感になりかなり吠えるようになった。3カ月近く続いた生活リズムの変化のせい?」
・「飼い主が在宅勤務になって、お見送り→朝ご飯のルーティンが崩れて朝ご飯を食べなくなった。結果ダイエットになった。お散歩が昼間も行けるようになった。年中一緒にいるので、依存が強くなった」
愛犬と過ごす時間が増えていいことが♪
・「家で遊ぶことが増えた。以前よりももっと、愛犬の行動がわかるようになった」
・「健康状態をしっかり見ることができるようになった」
・「犬との時間が長くとれ絆が深まったように感じる」
・「散歩をいっぱい行ったり一緒に寝たり遊んだりと、犬と関わる時間が増えて犬も満足しているように感じます」
・「家族の誰かが日中一緒にいることが多かった。犬は安心して寝ていたと思います」
・「早く帰宅できたので、夜に触れ合う時間が持てました。夕食からリビングでの遊びなどなど、普段できなかった事ができて充実した時間が過ごせました。絆が深まったと思います」
飼い主さんが感染したとき、愛犬をどうするか…今から考えておこう!
今回のアンケート調査でも、感染予防を意識している飼い主さんは非常に多かったですが、「もしものときの対策を考えた」という声が少ない印象がありました。
引き続き、今からでも自分が感染したときに愛犬をどうするかを考えておきたいですね。
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【新型コロナウイルス】犬猫飼い主さん約4,300名の声 「自分がかかったら、愛犬・愛猫はどうなる?」「飼い主自身が感染を防ぐことが大切」など 』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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