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犬を飼う前に知っておきたい! 「オス・メスに見られる違い」を獣医師が解説

犬をこれから飼いたいと思っている人は、オスにするかメスにするか…決めていますか? 性別によってもある程度違いが見られるので、そのことを考慮し検討することも必要でしょう。
この記事では、飼い主さんが覚えておきたい犬の「オス・メスに見られる違い」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

Q1.オス犬とメス犬の外見的な特徴の違いは?

見つめる犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
オス犬とメス犬で最も異なる特徴は生殖器です。オスはペニスと睾丸(ただし、去勢手術をすると陰嚢<いんのう>という袋だけになります)があり、メスには膣があります。体格的には一般的に、同じ犬種で比べるとオスのほうがメスよりも大きいとされています。

また、顔つきがオスは凛々しく、メスは柔らかく優しい表情などと表現されることもありますが、見る人の感じ方にもよるので、顔だけで性別を見分けることは難しいと思います。

Q2.オス犬とメス犬の行動の特徴の違いは?

見つめるトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
あくまでも一般論ですが、オスは単純というか、素直な思考をしていると言われます。また、甘えん坊なコが多い印象です。一方、メスはやや我が強く、こだわりがあるコが多いと言われることもあります。

いずれにしても、人の男性と女性同様に犬にも個体差があり、オスとメスで性格や行動を区別することは簡単ではありません。

Q3.オス犬を飼うときに覚えておきたいことは?

見つめる柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬種や性格にもよりますが、オスのほうが体格が大きくて力強く、遊びも活発で元気なコが多いといわれています。飼い主さんがめいっぱい遊んであげて、お散歩をする必要があるコもいます。

また、去勢手術していないコでは発情中のメスを追い求めて脱走することもありますので、気をつけてくださいね。

Q4.メス犬を飼うときに覚えておきたいことは?

立ち上がるチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
上述のとおり、メス犬は我が強くてトレーニングをするのが大変という意見もありますが、賢くて優しいコもおり、それぞれの性格によるでしょう。

また、メスには発情出血があり、それにともなう気分の浮き沈みや、元気食欲をなくすことがよくあります。発情シーズンのたびに免疫バランスが崩れて、皮膚病が悪化するといったコもいました。

このような様子が見られるようであれば、避妊手術を検討することも必要でしょう。

笑顔の犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
見た目や行動など、オス・メスでそれぞれ違いがあるようですが、個体差もあるので必ずしもそうだとはいえないようです。
どんなコであってもそのコの個性だと思って受け入れて、大切に育ててあげてくださいね!


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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