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年末は自宅をサロンに! 家で愛犬を上手にお手入れするコツって?

大掃除などで忙しくなりがちな年末ですが、スッキリとした気持ちで年を越せるよう、愛犬の身だしなみも整えておきましょう! 

今回は“自宅サロン”をテーマに、家で愛犬のシャンプーや爪切りをするコツ、見落としやすい足の裏の毛をカットするコツをご紹介します。

シャンプーのコツは「シャワーの位置」と「タオルドライ」

シャンプーの泡を頭に乗せる犬たち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬をシャンプーする際は、シャワーヘッドを地肌に近づけるのがコツです。ヘッド部分を地肌に密着させることで、毛の根元まできれいに流して、すすぎ残しを防ぐ効果が期待できます。

また、ドライヤーをかける前に、タオルドライで水分をしっかり拭き取っておくことも大切。毛を完全に乾かさないと毛の中に水分が残ってしまい、蒸れて皮膚病を起こすおそれがあるので、自然乾燥はやめてください。
タオルドライで十分に水分を拭きとった後は、ドライヤーをかけてしっかりと乾かしましょう!

爪切りは少しずつ行って!2人でやるのがベスト

整った毛並みがかわいいミニチュア・シュナウザー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
爪切りのコツは、血管を切らないように少しずつ切り進めていくこと。血管を切ると出血してしまうため、一気に切らず、爪のとがっている部分を少しずつなくすように切りましょう。

爪の中にある血管は犬によって長さが異なるため、様子を見ながら切るのが肝心です。万が一出血してしまった場合は、ティッシュや指を2分ほど押し当てて止血してください。

爪切りはできれば2人がかりで行うのがおすすめ。
1人が頭側を押さえ、もう1人が爪を切るといいでしょう。犬を台やソファにのせると暴れて落ちてしまうこともあるため、床に座った状態で行ってください。

爪切りは嫌がる犬も多いため、ごほうびをあげてほめながら慣らしていくといいですよ!

足の裏の毛は「バリカン」でカットしよう

白くてフワフワな毛のMIX犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
肉球まわりの毛が伸びると、犬がフローリングで滑りやすくなります。関節に負担をかけさせないためにも、常に肉球が見えるよう、足の裏の毛をカットすることが大切です。

カットするときは、ペット用のバリカンを使うのがおすすめ。肉球と平行にバリカンを当てて、少しずつカットしましょう。コツは、大きい肉球に向かってバリカンを動かすこと。毛並みに逆らってカットできるため、スムーズに行えますよ。

なお、バリカンは縦に当てると肉球を傷つける危険性があるため、肉球から少し浮かして平行にゆっくり動かすのがポイント。肉球の間の毛まで切ろうとすると、誤って愛犬にケガをさせるおそれがあるため、肉球にかかる毛をカットするだけで十分です。

自宅サロンでお手入れ、トライしてみて♪

毛並みがフワフワのMIX犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
いつもはトリミングサロンに愛犬を連れて行く飼い主さんも、何かと忙しい年末や自宅から出にくいときは、お手入れにチャレンジしてみるのがおすすめ。コツを押さえて正しいお手入れを行えば、愛犬の身だしなみをスッキリ整えられますよ!
参考/「いぬのきもち」2016年2月号『ポイントをおさえて愛犬の健康維持に役立てよう!病気・ケガから守るお手入れ厳選10』(監修:フジタ動物病院院長 獣医学博士 藤田桂一先生、獣医師 小倉啓介先生、動物美容師 林みゆき先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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