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気になる「犬の足の動き3選」フシギなしぐさの理由を解説!

犬は「足」を使って、そのときの気持ちを飼い主さんに伝えることがあります。目の前にいる愛犬が置かれている状況を理解するためにも、犬の足の動きに隠された気持ちについて知っておくことが大切です。

今回は、3つ犬の足の動きをピックアップし、そのときの犬の気持ちについて解説します。

(1)「足で体をかく」ときの犬の気持ち

ポメラニアン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人と同じように、犬は体に違和感を覚えたり、痛みなど感じたりすると体をかきますが、マイナスな気持ちになったときにも、心をほぐすために体をかくことがあるとされています。

飼い主さんに叱られたときや、嫌なことがあったときに犬が体をかいていたら、「とりあえず落ち着こう」「緊張するな」「嫌かも」という気持ちを感じているのでしょう。

(2)「片足で立つ」ときの犬の気持ち

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が片足で立ちの姿勢をするときは、相手やその場の雰囲気に不安と緊張を感じているのでしょう。ストレスで体が固まっているような状態で、「怪しいぞ」「嫌な予感」という思いを抱いているといえます。

また、この片足立ちの姿勢は、自分を落ち着かせるために行うこともあるようです。

(3)「前足をかがめる」ときの犬の気持ち

プレイ・バウする犬(柴、オス)
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が「前足をかがめるしぐさ」にはいくつかの意味があり、その気持ちの違いはしっぽを見るとわかるとされています。

しっぽが上を向いている

犬がお尻としっぽを上げて、おじぎをするような姿勢で前足をかがめていたら、相手を遊びに誘っているのでしょう。このしぐさは「プレイ・バウ」というボディーランゲージで、体を前のめりにして目を輝かせながら、「遊ぼう」「かまって」「楽しい」という気持ちを表現しているのです。

しっぽが下を向いている

遊びに誘うしぐさとは対照的に、体を引き気味にお尻を上げてしっぽが下がっていたら、敵意がない気持ちを表しているのでしょう。犬は相手に対して「敵意はないです」「落ち着いてください」という気持ちを表すときは、前足をかがめながらしっぽを下げて、この姿勢をキープします。
足のほかにも、犬はさまざまな体のパーツを使って自分の気持ちを表現しています。もし愛犬に不安やストレスを感じている様子が見られたら、気持ちに寄り添いながら安心させてあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2020年06月号『360度いぬのこと大調査!第3章 いぬのきもちがわかる!いぬのしぐさ35 早見表にしました!』(監修:獣医師 英国APDT認定ペットドッグトレーナー 藤本聖香先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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