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人が苦手で吠えてしまう……愛犬の吠えを軽減させる3つの方法

「愛犬は子どもが好きじゃないのか吠えてしまう」「女性は大丈夫なのに男性には吠える」など、愛犬が苦手な人に吠えてしまうことってありますよね。とくに対策をしないままだと、苦手の気持ちが積み重なって吠えがひどくなったり、愛犬にとって精神的に負担になることがあります。
今回は、苦手な人への吠えを軽減する方法を3つご紹介します。まずは犬が苦手に感じやすい人の特徴やその理由を見てみましょう!

犬が苦手に感じやすい人ってどんな人?

いぬのきもちの読者に「愛犬はどんな人が苦手なのか」という内容でアンケート調査したところ下記のような結果になりました。(※)

【犬の苦手な人】
1位 子ども
2位 幼児
3位 赤ちゃん
4位 成人男性

犬は動きの予測がつかないものや、自分よりも体が大きくて圧迫感や威圧感のある存在を苦手に感じます。そのため、子どもや幼児、赤ちゃんなどの小さな子や、成人男性に苦手意識がある犬が多いのかもしれません。
苦手な人がそばにいるとき、犬は「吠えたりうなったりする」以外にも、「目を背ける」「しっぽを下げる」「距離をとる」などのしぐさが見られますので、愛犬にそのようなしぐさが出ていないかチェックしてみましょう。

苦手な人への吠えはどう減らす? 3つの対処法

1)苦手な人が近づいてきたら飼い主さんが盾になる

イラスト/船越谷 香
愛犬に苦手な人を見せないようにすれば吠えることもありません。もし愛犬が苦手に感じている人が近づいてきたら、相手に失礼がないように注意しつつ、飼い主さんが愛犬と相手との間にスッと入って愛犬に視界からその人を遮りましょう。小型犬なら、抱っこしてしまい、体ごと背中を向ける方法でもOKです。

2)散歩は複数人で行ってみる

イラスト/船越谷 香
散歩中に通行人を怖がって吠えてしまうなど、事前に避けられない場合もありますよね。そんなときは、家族やいぬ友など、複数人で散歩に行くのも手です。大好きな人が寄り添って歩いてくれると、愛犬は心強くなって苦手な気持ちが薄まり、吠えが減ることがあります。

3)犬に苦手意識を持たれているなら、好かれている人をお手本にする

イラスト/船越谷 香
愛犬が苦手意識を持っている人が家族や知人など会う頻度が高い人の場合は、苦手意識を持たれている人が行動を少し変えてみましょう。愛犬に好かれている人の特徴をよく観察し、ノートに書き出すなどしてマネしてみても。声の高さや表情、手の使い方など、意外なところにヒントが隠れているかも。好かれている人のマネをすることで、愛犬の苦手意識が薄れて、吠えられにくくなります。

いかがでしたか? 今回ご紹介した対処法を実践して、困った吠えや愛犬の負担を減らしてあげてくださいね!
※掲載しているランキングは、「いぬのきもち作り隊」の読者へのアンケート(計220人、2020年12月~2021年1月実施)を集計した結果です。
参考/2021年5月号「スキ・キライがわかれば、愛犬はストレスフリーになる!」(監修:東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生)
イラスト/船越谷 香
文/melanie
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