犬と暮らす
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犬の爪切り、サボるとどうなる?出血時の対応は?獣医師に聞いてみた
犬の爪切りは1カ月に1回程度行う
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬の爪は1カ月に1回切る程度がよいでしょう。お散歩中に爪が削れるコは頻繁に切らなくてよい場合もあります。愛犬の爪の状態を見て切るようにしましょう。
ただし、狼爪がある犬の場合は、地面に爪がつかないので自然に削れることはありません。
狼爪は伸びすぎると爪が巻いて問題を起こしやすいので、定期的に長さをチェックしてあげてください。」
爪の長さは歩く音で確認を
獣医師:
「犬の爪の長さは、4本足で立っているときに地面につかない程度が理想です。硬い地面を歩いているときに音がしないくらいがよいでしょう。」
爪切りをサボるとケガにつながる
獣医師:
「犬の爪切りをサボると、爪が伸びすぎて巻き爪や爪折れなどにつながったり、爪が肉球に深く刺さってしまうなどの問題が起こりやすくなります。」
出血した際の対処法
獣医師:
「爪切り中に出血が起こった場合は、落ち着いて出血部位に清潔なコットンなどをあてましょう。
1~2分程度圧迫止血を行うと血が止まります。市販されている止血剤を用意しておいてもよいでしょう。」
出血しにくい爪切りのコツ
獣医師:
「爪が白い犬の場合は、爪の内側のピンク色の部分に血管や神経があるので、ピンク色の部分から数ミリ程度爪が残るように切りましょう。
黒い爪の犬は、血管の見極めが難しいため、動物病院やトリマーに直接教えてもらったり、粗目の爪やすりなどを使って少しずつ削る方法もよいと思います。」
愛犬の爪が伸びすぎないように、定期的に爪切りを行いましょう。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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