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てんかん[てんかん]

てんかんの症状と治療、予防方法

解説

てんかんは「24時間以上あけて2回以上のてんかん発作を起こす病気」と定義され、大きく「構造的てんかん」と「特発性てんかん」に分類されます。前者は脳腫瘍、脳炎、外傷など脳になんらかの病変が認められます。後者の発症年齢は生後6ヶ月以上6才以下であり、検査では異常が認められず、遺伝性や原因不明が含まれます。どのてんかんも繰り返し発作が起こると命にかかわります。

原因

様々な原因により、脳の中が異常な興奮をしてしまい、身体のコントロールを失うことによって起こります。

症状

横に倒れて四肢を硬直させる、ばたつかせるなどけいれんを起こします。意識がなくなり、口から泡を吐いたり、便や尿を失禁することもあります。

診断

発作の頻度や発症年齢の確認のほか血液検査を行い、頭蓋内の病変をみるためにMRI、脳脊髄液(CSF)検査を実施することもあります。発作中の様子を撮影した動画があると診断の助けになります。

てんかんの治療

構造的てんかんであれば原因になっている病気を突き止め、その治療を優先的に行います。発作については抗てんかん薬による薬物治療を行います。副作用がない、生活に支障がない、発作の頻度を減らすことを目標に治療します。

てんかんの予防

予防は難しいですが、処方された抗てんかん薬を忘れずに投与することが大切です。もしなんらかの音や、特定の家族が帰ってきて興奮すると発作を起こすなど、引き金になる原因が分かっていれば生活環境を見直します。発作が起きたらおさまるまで見守り、病院へ連れて行きます。発作が起きた日にち、起きてからおさまるまでの時間も記録しましょう。
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