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家に迎えてすぐ「骨折」という災難が降りかかった子犬。飼い主さんは…

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回ご紹介するのは、骨折と病気で足の骨が変形したエイトくんと、飼い主さんのNさんご一家。手術を受けて再び走れるようになるまでの道のりを3回に分けて、ご紹介します。

夫を亡くした悲しみから迎えられたエイトくん

1才半になるシェットランド・シープドッグ(以下、シェルティ)、エイトくん。生後2カ月のときに、Nさんと実父が住む家に迎えられました。

じつは、Nさんはエイトくんを迎える数週間前に、突然の病によって、長く連れ添った夫を亡くしました。Nさんも亡くなったご主人も、犬が大好き。告別式を終えた夜、Nさんは「近いうちに子犬を飼いたいね」と二人で話したこと思い返しつつ、少しでも悲しみを紛らわせようと、かわいい子犬たちが紹介されているウェブサイトを眺めていました。そこで、エイトくんを見つけたといいます。

「このコを飼いたい」と直感したNさんが相談を持ちかけると、家族も大賛成。なかでも長男は、「お母さんが寂しさで体をこわしたりしたら困るし、ぜひ飼ったら」と応援してくれたそうです。こうしてNさんのもとにやってきた子犬は、抜群にやんちゃで活動的なタイプでした。

「数年前に亡くなったアレックスという先代犬のシェルティは落ち着いていたので、同じ犬種で性格がこんなに違うのかと驚きました。あんまり走り回るので、父とも『ケガでもしなきゃいいけど』と心配して、注意していたのですが……」(Nさん)

ある日部屋に響いた、痛みを叫ぶ愛犬の鳴き声

残念なことにある日、その嫌な予感は的中してしまいました。Nさんは仕事で不在、父のTさんが隣室にいたほんの数分の間に、エイトくんは骨折してしまったのです。

「キャン!」という甲高い鳴き声を聞いたTさんがあわててエイトくんのもとに駆け付けたとき、エイトくんはすでに左後ろ足を上げた不自然な姿勢のまま、動けなくなっていました。何かに上って飛び降りたり、ぶつかったりした様子はなく、どうやら走り回っていて転倒し、打ちどころを悪くして、折れてしまったようです。

左後ろ足の脛を骨折し、エイトくんは生後3カ月でギプスでの生活を余儀なくされました。ただ、痛みはなく回復も順調で、おおむね明るく過ごしていたといいます。しかし、その後にさらなる困難が待ち受けていました。ギプスをはずす数週間前、折れた部分ではなく、そのほかの部分の骨が変形していることがわかったのです。

エイトくんがなった成長板早期閉鎖症

エイトくんは、動物が成長する際に新しい骨を活発につくる「成長板」という組織が、ケガなどの理由で障害を受け働きを止めてしまう「成長板早期閉鎖症」になりました。

部位や重症度によっては骨が変形して運動を妨げたり、関節に負担をかけることがあり、インプラント(治療や矯正のために、体内に埋め込まれる器具)による骨格矯正手術などが必要となる場合もある病気です。

次回は、骨の変形が判明したあと、手術を受けるまでの様子をご紹介します。

出典/「いぬのきもち」2018年1月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
文/ichi

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