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子犬期の骨折後、さらに問題が…。絶対に治すと覚悟を決めた飼い主さんは

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回ご紹介するのは、骨折と病気で足の骨が変形したエイトくんと、飼い主さんのNさんご一家。手術を受けて再び走れるようになるまでの道のりを3回に分けて、ご紹介します。

1回目の記事|生後3カ月、家に迎えてすぐに「骨折」という災難が降りかかる

骨折の影響で、足の骨が変形

少し目を離したときに、家の中で転んで骨折してしまったエイトくん。回復は順調かと思われたのですが、ギプスをはずしたエイトくんのつま先は、不自然に外側を向いていました。その後の獣医師の診察で、骨折した際、骨の先端にあり、骨の成長にかかわる部分である成長板が障害を受けており、骨が少しずつ曲がって伸びてしまったことが判明します。

脛の骨折は完治しても、こちらは自然には矯正されません。
「今は歩けても、将来的に歩行が困難になったり、ほかの関節に負担をかけたりする可能性もある」という獣医師の話を聞いて、Nさんはエイトくんの足を元の状態に戻す手術を受けさせることを決意します。

「シニアになって、歩けなくなったりすることを絶対に避けたかった」とNさんは話してくれました。

「絶対に治してあげたい」と誓う

「これからいっしょに年をとることを考えて、エイトが人生最後の愛犬だと、覚悟を決めて飼い始めたんです。夫を亡くしても、エイトが待っていると思うと、仕事から家に帰るのがつらくなかった。エイトという名前も、夫の名前にちなんでつけました。だから、どうしても治してあげたかったんです」(Nさん)

父親のTさんも「治せるのなら、できるかぎりのことしてあげないと」とうなずきます。

ただ、エイトくんは体がまだ小さく、患部の経過観察も必要だったため、手術は2カ月後と決まりました。こうして、生後7カ月のときに、骨を切断してインプラントでつなぎ直す、3時間の手術を受けたのです。

その際に生涯の健康を考えて、飼い始めてすぐに入ったペット保険が役立ちました。ペット保険への加入が最善の治療を選ぶ支えに。「手術代に約75万円かかりましたが、半分程度を保険でまかなえました」とNさん。

術後、またしても困難に直面

術前・術後のエイトくんはケージで安静にする必要がありましたが、活発なだけにどうしても動いてしまい、手術後にはインプラントを留める器具がはずれるというアクシデントが……。再び緊急手術となり、完治まで約2カ月かかりました。

その間、Nさんはエイトくんがストレスをためないよう、話しかけたり、なでたりといったふれあいを欠かせず、毎晩エイトくんのケージの隣で眠りました。

その時、家族全員が「早く外で遊ばせたいね」と励まし、祈るように回復を待ったといいます。


次回は、ケガが完治して、歩けるようになった道のりをご紹介します。

出典/「いぬのきもち」2018年1月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
構成・文/林 真理子

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