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足の切断手術をした愛犬との暮らしの工夫 ひたむきに生きる愛犬のために

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回ご紹介するのは、肉腫というがんの一種を発症し右後ろ足の切断手術を受けた「くらら」ちゃんと、Hさん夫妻。くららちゃんは術後すぐに歩けるようになったためか、前足の関節が腫れて炎症を起こすなどの問題も。再発しないために飼い主さんたちが行っているケアや、生活の様子をご紹介します。

1回目の記事|元気だった愛犬に突然の異変……がんで後ろ足を切断したくららちゃんのお話

2回目の記事|がんにより足の切断手術を決行後、愛犬が歩けるようになるまで

関節に負担をかけないように、やっていること

肉腫(がん)を発症して手術をする前はやや太りぎみでしたが、健康のことを考えて600g減量しました。標準体重をキープし、さらに歩かせすぎを避けることで、前足の関節に負担をかけないように気をつけているようです。

現在は自立歩行できるため、写真の車いすはほとんど使うことはないようですが、将来足腰が弱ってきたときのことを考えて、ときどき乗せて歩く練習をしています。

また、関節をなるべく良い状態で保つため、関節、皮膚・被毛、心血管などの健康をサポートする獣医師おすすめのサプリメントを1日2回服用するなどの健康ケアも行っているようです。

安定した姿勢で水を飲めるように位置を調整

首や前足に負担をかけずに、いつも新しい水が飲めるように、背の高い給水器を使用する工夫をされています。

すべり止めのマット

床がツルツルしているとバランスがとれずに、どうしてもよろけてしまうため、家の中のくららちゃんの行動スペースには、マットを広く敷き詰めています。

目の周りも清潔に

くららちゃんは生まれつき、眼瞼内反症(逆さまつげ)になっており、涙が出やすい体質。涙やけするため、目のまわりはこまめに拭いて清潔にしています。また、3週間に1回程度は動物病院で目に入ってしまう毛を抜いてもらっています。

普段の散歩の様子

くららちゃんは、今でも積極的に歩こうとする意欲に満ちています。階段や段差は誰かのサポートがないと上れませんが、下りは普通に下りることができます。平面であれば、3本の足で上手にバランスをとって「タタタッ、タタタッ」というリズムで、軽快に歩行も可能。外でトイレをすませる習慣なので、雨でも毎日散歩に出かけているそうです。

「気持ちはいつも前向き。興味があるものを見つけると、元気に走り出すこともあります」(Hさん夫妻)

現在、縫いとじた右後ろ足の部分もすっかりきれいになっています。腫瘍の転移などはなく、定期的な検診を継続中。

悪性腫瘍は予防が不可能な病気です。しかし、くららちゃんのように早期発見し、治療を行うことができれば、足の切断という大きな手術を行っても再び歩けるようになるケースもあるのです。

※記事の内容は、取材時のものです

出典/「いぬのきもち」2018年5月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/石川正勝
構成・文/林 真理子

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