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犬の目が臭い!? それって病気のサインかも

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かわいい愛犬の顔からヘンなニオイがしたら驚きますよね。
最近シャンプーしていないから?
ドッグランから帰ったばかりだから?
もちろん、それらの理由でにおうこともあると思いますが、明らかに「異臭」がするときには、じつは病気が原因ということも。
そこで今回は、顔まわりの中でも「目」と「耳」から異臭がした場合に注目し、考えられる病気について解説します。

※この記事には症例写真が含まれます。閲覧にはご注意ください。

写真はイメージです。

耳から生ゴミのような腐敗臭がしたら「マラセチア性外耳炎」の疑いも?

マラセチア性外耳炎になると、刺激臭がするほか、べたついて赤黒い耳アカが出るのも特徴。(症例写真提供/ノヤ動物病院)

マラセチアは、カビの一種(酵母菌)で、犬の皮膚にもともと存在する常在菌です。
この菌が耳の中の脂をエサにして繁殖すると、耳から嫌なニオイがします。
その強烈なニオイは「生ゴミのような腐敗したニオイ」と表現されることが多いようです。

耳から汗臭いニオイがしたら、「耳垢腺腫」の疑いも

耳垢腺腫とは、耳道内にある耳垢腺という分泌腺にできる腫瘍。
この腫瘍が悪性の場合には、耳垢腺から染み出してくる分泌液の量も多くなるので、汗臭いような、生臭いような悪臭を放ちます。
耳道内の腫瘍は発見しづらいため、長引く外耳炎や汗臭いようなニオイが気になるときは、早めに受診するようにしましょう。

耳からツンとして生臭いニオイがしたら、「細菌性外耳炎」の疑いも

写真はイメージです。

細菌感染が原因の外耳炎では、ドロッとした膿の耳アカが出て、ひどくなると血膿が出たりすることがあります。
この血や膿が、酸臭の鼻を突くような生臭さのもと。
細菌性外耳炎は繰り返しやすい病気ですが、症状が長引いているときは、中耳炎や耳垢腺腫が原因になっている場合があります。

涙が、湿った雑巾のようなニオイのときは「流涙症」の疑いも

流涙症の悪化で目ヤニが増え、鼻先付近まで濡れた状態の例。(症例写真提供/ノヤ動物病院)

常に涙があふれることで、涙の成分が目の下の被毛を変色させる流涙症。
こまめに拭き取らないと皮膚が蒸れ、雑菌が繁殖して生乾きの雑巾のようなニオイを発することが。
目のまわりが湿っている、涙がくさい、というときは注意が必要です。
なお流涙症は、逆さまつげなど、ほかの病気がもとで発症しているケースもあるそう。

いかがでしたか?
愛犬の顔は毎日よく見ると思いますが、健康のためには、見るだけでなくニオイもしっかりチェックを。
とくに垂れ耳の犬種は、耳をめくって中の様子を見るだけでなく、鼻を近づけてニオイの変化も確認すると◎。
病気の早期発見に役立てましょう!


参考/「いぬのきもち」2021年6月号『「あれ?このニオイ何?」で気づく病気』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
症例写真提供/ノヤ動物病院
写真/Getty Images:KPGS、Andrei Naumenka
文/h.taco

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