犬と暮らす
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犬がまばたきをする5つの理由は?「問題のあるまばたき」には特徴も…獣医師が解説
犬の顔を見つめていると、まばたきをする瞬間を見ることもあると思います。犬はどのようなときにまばたきをするものなのでしょうか?
犬がまばたきをする理由や、問題のあるまばたきについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
犬がまばたきをする5つの理由
——犬はどのようなときにまばたきをするのでしょうか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬はまばたきの回数が人に比べると少ない動物です。犬には瞬膜と呼ばれる第三のまぶたがあり、目を守ったり、涙の一部を産生して目にいきわたらせる働きをしているからです。
そのように、まばたきが少ない犬がまばたきをするのは…
このような理由が考えられます。
また、飼い主さんをじっと見つめてゆっくりまばたきをした場合は、『あなたには敵意はありません』ということを伝えています。
愛犬がこのようなしぐさをしたときは、飼い主さんもゆっくりとまばたきをして返してあげるとよいでしょう」
問題のある犬のまばたきとは?
——問題のあるまばたきには、どのようなものがありますか?
獣医師:
「まばたきに問題があるというのは…
といった場合でしょう。そのようなときは…
といった症状も見られることがありますので、合わせてよく観察しましょう。両目でまばたきをしていても問題があることもあるので、なにか違和感があれば動物病院に行きましょう」
問題のないまばたきとは?
——とくに気にしなくてもよい問題のないまばたきとは、どのようなものでしょうか?
獣医師:
「問題のないまばたきは、一時的にまばたきをしていたとしてもそれがおさまり、上記のような問題が起きていない場合でしょう」
犬が問題のあるまばたきをしているときの対処法
——犬が問題のあるまばたきをしているとき、どのような対処が必要でしょうか?
獣医師:
「動物病院でまばたきの原因を診断し、その原因にあった治療が必要でしょう。自宅にある人間の目薬などは絶対に使わずに、動物病院で診察を受け、適切な治療を受けてください」
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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