愛犬にどんなふうに声をかけていますか?「いぬのきもち」では、飼い主さんにアンケートを実施。その回答をもとに、飼い主さんたちが愛犬と良好な関係を築くために実践している声かけ方法を見ていきましょう。「実践したら絆が深まった!」という声多数!ぜひ取り入れてみてくださいね。
散歩中や遊びの中で実践していること
目が合ったら笑顔で声をかける
犬は、飼い主さんと目が合ったときに声をかけてもらうことで、安心やうれしさを感じ、何度も見つめてくるように。科学的にも、愛犬と見つめあうことで絆が深まるといわれています。
【飼い主さんの声】
「散歩中に目が合ったとき、笑顔で返したり、声をかけたりしていたら愛犬が頻繁にこちらを見てくれるようになり、ひっぱりグセが軽減しました。
また、ごほうびをもらうために指示とは違う動きをしていたことがありましたが、こちらに注目してくれるようになったため、指示が確実に通るように。コミュニケーションを大切にしたからこそ、関係が深まりました。」
コミュニケーションをとる中で実践していること
愛犬の名前をたくさん呼ぶ
愛犬の名前を意識的に呼んでいるという声も多く寄せられました。名前を呼んで見つめあい、愛犬が喜ぶことをしてあげることで、関係が深まっていると感じる飼い主さんが多いようです。
【飼い主さんの声】
「元保護犬だったせいか、最初のうちは甘えてくることがあまりありませんでした。しかし、毎回名前を呼んでからお手入れをしたり、ふれあったりしていくうちに、名前を呼ぶと笑顔で寄ってきてくれるようになりました。」
声に出してあいさつをする
家族や友人にするのと同様に、愛犬にも声を出してあいさつしている飼い主さんが多いようです。なかでも、愛犬を飼い始めたばかりの人のほうが、よりあいさつするという傾向も見られました。
【飼い主さんの声】
「愛犬との時間を大切にしたい気持ちから、『おはよう』や『ありがとう』を声に出して伝えています。そのおかげか、愛犬も信頼してくれているようで、愛犬のほうから見つめてくれたり、近づいて体を預けてくれたりするようになりました。」
しつけの中で実践していること
当たり前のことでもできたらほめる
オスワリや室内トイレなど、すでに覚えていることでも、できたらほめるという声が多くありました。飼い主さんにほめられるというのは、愛犬にとってなによりうれしいことなので、関係強化にもつながります。
【飼い主さんの声】
「オスワリなど、すでに覚えていることでもできたらほめています。静かにしているときも積極的にほめるようにしていたところ、かまってほしいと催促があったときに『少し待っててね』と声をかけることで、待ってくれるようになりました。」
飼い主さんの声とともに、愛犬とイイ関係をつくるためにできる声かけを紹介しました。すぐにできることが多いので、愛犬との関係づくりのために、取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考/「いぬのきもち」2021年6月号『飼い主さん333人に聞きました!愛犬と“イイ関係”になるために私たちがリアルにしていること』
文/hare
※いぬのきもちモニターアンケート、およびいぬのきもちアプリアンケートにて、2021年1月~2月に調査した結果をもとにしています。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。