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日中以外でも散歩にNGな時間帯がある⁉ 身につく熱中症クイズ【屋外編】
暑い時季のお出かけや散歩で気をつけたいのが熱中症。
熱中症とは、暑さが原因で体温が上がり、臓器の機能が低下する病気で、死に至ることも多い怖い病気です。今回は、そんな熱中症から愛犬を守るための正しい知識についてクイズ形式でご紹介します。楽しく解きながら、しっかりと身につけてくださいね。
犬と人、体感温度は10℃以上違う⁉ 屋外での熱中症リスクとは?
犬は人よりも体高が低いため、地面からの輻射熱を受けやすいです。そのため、場合によっては人の体感温度よりも10℃以上暑く感じている可能性も。
飼い主さんが平気な暑さでも気を抜かず、夏は常に熱中症対策を行う必要があります。
屋外での熱中症対策について、次のクイズに挑戦してみましょう!
クイズ1)夏場の散歩コースで避けたい場所は?
1.公園や並木道
2.市街地
3.芝や土の上
4.川のそば
避けたい場所は…
公園や並木道、川のそばは、木陰があったり、風が通り抜けやすかったりと、比較的涼しい場所。
また、コンクリートの地面に比べると、芝や土の道は暑くなりにくいです。市街地は建物が密集していたり、室外機からの熱が出て暑くなりやすいので、避けたいのは2です。
クイズ2)夏の散歩に最適な時間帯は?
1.早朝
2.午前中
3.夕方
4.深夜
正解は…
夏の暑さは年々厳しくなってきています。午前中でもすでにかなりの暑さになっていたり、夕方でも気温が下がりきらず暑いまま、ということも多いので、その時間帯は避けたほうが無難。
また、熱帯夜も増えているので、散歩するのは1日のうちで気温が一番下がりやすい早朝の時間帯がベストでしょう。正解は1です。
クイズ3)車内での待たせ方として、正しいものはどれ?
1.夏は犬だけを車内で待たせないようにする
2.地下駐車場であれば、エアコンを消してもいい
3.クレート内は暑くなりやすいので、クレートから出しておく
正解は…
夏の車内は短時間で急激に温度が上がり、数分いるだけでも熱中症になることが。地下駐車場でも同じなので、絶対に避けましょう。
また、クレートから出しても、車内にいることには変わりないので3は×。正しいのは1。犬だけで待たせるのはハイリスクなので、絶対にやめましょう。
いかがでしたか? 夏の散歩やお出かけは暑さのキケンがあります。熱中症対策を万全にして、愛犬を守る行動をとりましょう。
参考/いぬのきもち2021年8月号「愛犬を守れるのは、あなただけ! 熱中症ドリル」(監修:山梨県上野原市・上野原どうぶつ病院院長 原修一先生)
イラスト/ナカオテッペイ
写真/ゲッティイメージズ
文/melanie
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