犬と暮らす
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犬の爪が折れて血が止まらない?そんなことあるの?折れた際の対応は?
爪が折れた場合は出血をするため、万一に備えて応急処置の方法を知っておくと安心です。
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が、犬の爪が折れた際の対処法を解説します。
犬の爪が折れてケガをすることがある
よくあるケースでは、愛犬の十分な爪切りができていないことが原因となって、長い爪が何かに引っかかったときなどに、根元から硬い爪が取れてしまい出血を起こすことがあります。
愛犬の爪が折れたら動物病院を受診すること
動物病院に行くまでの間、出血が全然止まらない場合は、患部をタオルやガーゼで押さえて止血を行うとよいでしょう。
爪が折れた後の治療やケア
基本的に、動物病院でも患部を押さえて止血する圧迫法での対応を行いますが、それでも出血が止まらず、多量の出血が続く場合は、電気メスなどを用いて「焼灼(しょうしゃく)」処置で止血を行います。
その後のケアとしては、生爪がむき出しになってしまうため、不衛生にならないようにすることが大切です。 場合によっては化膿止めが必要になることもあります。
折れた爪は再び生えてくる
犬の爪が折れることを予防するためにできることは、「定期的な爪切り」です。ケガの予防のためにも爪切りを忘れないようにしましょう。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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