犬と暮らす
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犬は人の言葉をどのくらい理解している?もっと通じ合うには?疑問を解説
犬も人も同じだった!言葉を処理する脳内メカニズム
実験の結果では、言葉そのものに反応するのは犬の左脳、言葉のイントネーションに反応するのは右脳であること。さらに、おやつがもらえるなどのよいことが起こると反応する脳の報酬領域が活性化するには、「ほめ言葉」を「上機嫌な声」で聞く必要があることもわかりました。
犬が理解できるのは単語レベル
現在わかっているのは、犬が単語を聞き分けているということです。好例として「〇〇、モッテコイ」をさせるときに、〇〇の写真を見せて適切に反応できることが挙げられます。
赤ちゃんと同じように言葉を学ぶ
なかでも犬はそうした能力が高い傾向があるとわかっており、飼い主さんが「ボール」と言いながらボールのほうを見ると、犬は飼い主さんが見ているボールを注視します。
赤ちゃんが言葉を学ぶのと同じように、犬も言葉を学ぶのですね。
人の行動を観察
こうした犬の人への関心の高さは、犬が人と共生してきたゆえでしょう。愛おしいですね。
感情をこめて話しかけよう
犬に言葉をかけるとき、感情をこめたほうが伝わりやすいというアメリカ・ウィスコンシン大学での実験結果があります。たとえば、「マッテ」のような犬の抑制的な行動を指示するときには低い声で、「オイデ」など犬に動的な行動を指示するときには元気で高い声で言ったほうが犬には伝わりやすいのです。
文/カガ美五葉
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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