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愛犬に癒しの時間を♪ 寒暖差がある季節にオススメのツボマッサージ3選

寒暖差が大きい時季は、愛犬がストレスを感じたり自律神経が乱れたりしやすくなります。そんなときにオススメなのが、手軽にできるツボマッサージ。今回は、この時季にとくにオススメの愛犬へのマッサージを3つご紹介します!

マッサージをはじめる前に

MIXのぽこちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
マッサージをはじめる前に、ポイントを確認しておきましょう!

自分の手の甲で力加減を確認

まず大切なのは、マッサージの力加減。自分の手の甲を指で押して、痛くなく、かつ骨や筋肉がしっかり感じられる程度の強さがベストです。ただ、おなかまわりを刺激するときだけは、少しだけ力を弱めにしてください。

マッサージ前に手を温める

マッサージをする飼い主さんの手が冷たいと、愛犬の体がこわばってしまいます。手が冷たい場合は、マッサージをはじめる前に温水で温めましょう。

ツボは「大体このあたり」という感覚でOK!

ツボのまわりを広めに刺激しても充分に効果が期待できます。「ツボはピンポイントでとらなきゃ!」と思わず「大体このあたり」という感覚で刺激してOKです。

愛犬がリラックスしているときにおこなう

マッサージをおこなうタイミングは、愛犬が寝る前や飼い主さんのそばに寄り添ってきたときなど、リラックスしているときがベストです。マッサージをはじめやすく、愛犬がより心地いい気分になれますよ。

なんとなく元気がないときに!免疫力アップのツボマッサージ

耳門と糸竹空の場所
撮影/殿村忠博
刺激するのは、左右の耳の入り口の少し上にある耳門(じもん)と、左右の目尻の斜め上(眉尻のくぼみ)にある糸竹空(しちくくう)というツボです。耳門は心をリラックスさせ、糸竹空は目や頭をスッキリさせる作用があります。

STEP 1. 愛犬と向かい合い親指で糸竹空を押さえる

糸竹空を刺激する
撮影/殿村忠博
愛犬と向かい合い、左右の目尻の斜め上にある糸竹空に親指を当てて2~3秒ギュッと押して刺激します。ほかの4本の指は、愛犬の頭を包み込むように後頭部に添えると安定しますよ。

STEP 2. 耳門に向かってゆっくりスライドさせる

耳門を刺激する
撮影/殿村忠博
そのまま親指を左右の耳の入り口の少し上にある耳門に向かってスライドして、マッサージします。耳門まできたら、2~3秒押して刺激しましょう。

STEP 1~2を6回繰り返します。

空気が乾燥しているときに!呼吸が楽になるツボマッサージ

天突と膻中の場所
撮影/殿村忠博
胸骨のいちばん頭側のくぼみにある天突(てんとつ)と、みぞおちの少し上で胸の真ん中あたりにある膻中(だんちゅう)というツボを刺激します。天突はのどの乾燥、膻中は胸やのどの痛みをケアするのに役立ちます。

STEP 1. 愛犬をあおむけにして、天突に指3本を当てて押す

天突を刺激する
撮影/殿村忠博
愛犬がリラックスできるよう、飼い主さんの足の間などであおむけにさせます。人さし指から薬指までの指3本を首元(天突)に当て、ゆっくり力を入れていき、2~3秒ほど押して刺激します。

STEP 2. 体の中心をとおり、膻中まできたら軽く押す

膻中を刺激する
撮影/殿村忠博
天突を刺激したあと、そのまま体の中心に沿って膻中までマッサージします。膻中まできたら、軽く押して刺激しましょう。

STEP 1~2を10回繰り返します。

イライラしているときに!体を温めてストレスを緩和するツボマッサージ

陽池の場所
撮影/殿村忠博
刺激するツボは、前足の関節(手首)の真ん中にある陽池(ようち)です。血行を促進して体を温める効果が期待できます。

STEP 1. 陽池に親指を当てて押す

陽池を刺激する
撮影/殿村忠博
まず、抱っこをするなどして愛犬と体を密着させ、落ち着かせます。前足を持ち、手首の表から少し下の陽池に親指を当てて、3秒押して刺激しましょう。これを左右5回ずつおこないます。

STEP 2. ゆっくりと円をえがくようにマッサージする

足先をマッサージする
撮影/殿村忠博
クルクルと小さな円をえがくようにマッサージします。終わったら反対側の前足も同じようにマッサージしましょう。これも、左右5回ずつおこないます。
マッサージ中は愛犬の様子をよく見て、嫌そうだったりつらそうだったりしたらすぐに中止しましょう。愛犬の癒しとスキンシップのために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考・写真/「いぬのきもち」2021年2月号『寒さでストレスがたまる、免疫力が低下する……冬の“プチ不調”はツボマッサージでケアしよう』(監修:アニマル・ケアサロンFLORA院長 日本ペットマッサージ協会理事 中桐由貴先生)
文/えむら若奈
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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