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遺伝や体質が影響することも。子犬~成犬期の犬が注意したい「病気・ケガ」の例を解説
子犬~成犬期の犬が注意すべき病気・ケガ
「この時期を通して起こる可能性があるのは、遺伝的な素因や体質が関係するものかと思います。子犬の時期に発症しなくても、成長期を過ぎてから症状が出ることもあります。
たとえば、水頭症、門脈シャント、てんかん、膝蓋骨脱臼などがあります」
「『水頭症』は、先天的な原因や事故による衝撃、腫瘍などが原因となり、脳脊髄液が増えて脳室が拡大することで、脳が圧迫される病気です。
『門脈シャント』は、無毒化されるべき有害物質が肝臓で処理されずに、そのまま直接全身を回ることで、さまざまな症状が引き起こされる病気のことです。
『てんかん』は、けいれん発作が繰り返し起こる病気で、『膝蓋骨脱臼』はひざの関節にある膝蓋骨が本来の位置からずれることで、痛みが出る病気のことをいいます」
子犬〜成犬期の愛犬の病気の予防で、飼い主さんができることは?
「人の赤ちゃんが定期健診に行くように、子犬の時期には定期的に成長具合をかかりつけの獣医師に診てもらいましょう。そこで注意すべきことや、注意すべき病気、その症状を教えてもらえます。
もし愛犬に気になる異変があれば、早めに受診しましょう」
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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