犬と暮らす
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犬がリラックスしているサイン シチュエーション別にご紹介!
愛犬が飼い主さんに見せるしぐさや行動には、「大好き!」「楽しい!」などさまざまな気持ちが隠れています。わかりやすいものもあれば、一見そっけなくみえるものも。
今回は、犬がリラックスしているときに見せるしぐさをシチュエーション別に紹介します。
「近くにいるとくっついてくる」のは安心サイン♪
犬は、群れの仲間同士で身を寄せ合って過ごしていた野生時代の名残りで、信頼する飼い主さんとくっついて身をゆだねるととても安心できます。
飼い主さんの方にお尻を向けてくっついている場合、そっけないように感じてしまいますが、実はこれも「安心してるよ」のサイン! 本来、無防備な背中は信頼する相手以外には見せたがらないため、飼い主さんを安心できる存在と思っているからこその行動なのです。
背を向けつつもからだの一部を飼い主さんにくっつけてぬくもりを感じることで、さらにリラックスします。
声をかけたときやスキンシップを取るときは、表情に注目!
犬はときどき笑顔のような表情をみせることがあります。これは、大好きな相手に対して「敵意はないよ」と伝えるためのサイン。
声をかけられたときや優しくなでられたとき、目元や口元をゆるませるのは、大好きな飼い主さんとコミュニケーションが取れてリラックスできている証しなのです。
笑顔の愛犬と目が合ったら、飼い主さんも笑顔で声をかけるとより一層喜んでくれることでしょう。
くっついて寝ても離れて寝ても、どちらもリラックスのサイン?
寝るときに安心しきっている体勢としてわかりやすいのが“ヘソ天(仰向け)”ですね。急所であるおなかを無防備にさらけ出しているのは、まわりを全く警戒せず安心してぐっすり眠っている証拠です。
また寝る場所については、飼い主さんにくっついて寝るのは、母犬に守られているように感じて安心できるから。
一方、飼い主さんから離れた自分の居場所で寝るのは、飼い主さんにくっつかなくても安心して休める居場所を与えてもらっているということでもあるのです。
どちらも理由は違えどリラックスできているのですね。
人と同様、犬も積極的だったり控えめだったり、性格のタイプはさまざまです。それぞれの個性を理解して、愛犬が出すサインをしっかり受け止めてあげたいですね♪
参考/「いぬのきもち」2017年4月『もっと仲よくなれる“お返事のしかた”つき 愛犬の大好きサイン&ツンデレサイン』(監修:東京農業大学農学部バイオセラピー学科教授 獣医師 獣医学博士 増田宏司先生)
文/Ru-Rie
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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