犬と暮らす
UP DATE
犬がストレスを感じる3つの生活習慣 家族内のケンカで犬が困惑してしまうかも
いぬのきもち獣医師相談室
では、どのようなことに気をつけて愛犬とコミュニケーションをとったらよいのでしょうか?いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が「犬がストレス感じる3つの生活習慣」についてお話しします。
①食べ物によるストレス
おなかがすいているときに目の前に置かれた好物を食べたいのに、許可が出るまで食べられない状態は、犬にとってストレスになります。
しかし、「マテ」は床や道に落ちている物の誤食を防ぐためにもとても大切なしつけです。このため、食事前に「マテ」をさせる場合は、長い時間待たせて犬にストレスを与えるのではなく、数秒間程度のわずかな時間で行うとよいでしょう。
②犬のしつけ方によるストレス
ヒトも動物も大きな音や声は恐怖を感じます。また、大きな音や声で犬に注意をすることは、現在のしつけ方としては科学的な方法ではありません。大きな音によってその場はおとなしくなっても、恐怖で支配しているだけで犬は理解していないでしょう。
しつけの基本は、愛犬によくないことをされたら無言で無視をすること、目も合わせないことです。
これを続けるのは根気のいる作業ですが、長期的な目でみると犬は必ず理解できるようになります。
③家族内のケンカによるストレス
ケンカの絶えない家庭は、犬も落ち着きがなく、吠えることが多いなどの行動がみられる傾向があります。犬は家族が大好きなので、家族仲がよい方が平和で幸せです。ご家族も犬もみんなを大切にする気持ちで暮らしてほしいです。
日々の生活で愛犬にストレスを与えないためにも、ときどきお世話の方法や生活習慣を見直してみることも大切ですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE